かあちゃんと11人の子ども
『かあちゃんと11人の子ども』(かあちゃんと11にんのこども)は、1966年に松竹が製作・配給した、五所平之助監督作品[1][2]。原作は吉田とら。11人の子供をもつ母親を描いた作品である[3][4]。 あらすじ高等小学校に通っていた14歳のとらは吉田貞治の許へ嫁ぐ。この地には仮祝詞の風習が残っており、2人が正式に結婚した大正15年の時点ではすでに第一子・成子を身ごもっていた。先進的な性格の貞治は、農耕だけでなく、養蚕や肥料など多角的な事業を展開していた。 それから12年の間、成子をはじめ6人の子宝に恵まれる。昭和12年に貞治とその弟・善作が日中戦争に召集され、とらは6人の子の子育てと、貞治の仕事の引継ぎに奮闘していた。昭和14年帰国した貞治は、子どもたちに教育を受けさせたいと熱望し、その通りになった。その間も子どもの数が増え、昭和23年に末子の郁が誕生する。 出演者
スタッフ併映作品脚注
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