かわさき市民放送
かわさき市民放送株式会社(かわさきしみんほうそう)は、神奈川県川崎市中原区の一部地域を放送区域として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。 略称はかわさきFM、FM K-Cityの愛称でコミュニティ放送をしている。 概要1996年(平成8年)開局。神奈川県で6番目、日本では34番目のコミュニティ放送局である。 川崎市が55%出資しており、マスメディア集中排除原則にいう支配関係[1]にある。また近隣の東急系列の放送局とも関係があり、エフエムしながわ開局の際は特別番組を同時放送したほか、2021年頃は土・日の午後のワイド番組「LINK」をFM salusよりネット受けしていた。 2021年6月より、川崎市をホームタウンとしている川崎ブレイブサンダースを運営するディー・エヌ・エーより出向の社員を代表取締役に迎えている。 テレドームによるサービスを行っていた。後にサイマルラジオに加盟し、インターネットで聴取可能となった。 サッカーJ1川崎フロンターレのホームゲーム中継は局公式サイトから別のサイマル放送サイトにアクセスして聴取できる。 沿革
番組再放送は除く。なお、自主制作番組以外の時間帯はUSEN440を再送信している。 土曜13:00 - 月曜7:56はほとんどが再送信番組であるが、深夜を除き毎正時 - 03分はAIアナウンサーによる天気予報・交通情報が放送される[5]。
その他
VAMOS!川崎フロンターレVAMOS!川崎フロンターレ(ヴァモス・かわさき・フロンターレ)は、FM K-Cityで放送されているJリーグ・川崎フロンターレ応援番組。 富士通川崎サッカー部のプロ化移行期にあたる1996年ごろ、午後12時台の番組「川崎タウン情報」で女優の阿部朋子が担当する毎週木曜日の1コーナー(20分間)として開始された。その後、富士通をスポンサーとしたミニ番組となり、正式に「VAMOS!川崎フロンターレ」と名づけられた。 のちに翌日の午後9時からの再放送も行われ、さらに2002年には「川崎タウン情報」の一部が午後6時台に再放送となった関係で、同じ内容を3回聞くことができるようになった。同年10月、番組改編に伴い日曜日午前10時からの一時間番組に変更となり再放送はなくなった。またパーソナリティも当時、等々力陸上競技場でスタジアムDJをしていた山森貴司を起用。放送時間の拡大とイギリス留学の経験を持つパーソナリティで、番組はサッカーのほか洋楽を中心とした内容となった。また一時期、江藤礼子をリポーター兼アシスタントとして起用した。 2005年4月、山森が群馬テレビにアナウンサーとして就職したことに伴い、久野喜民が3代目パーソナリティに就任。Jリーグ・浦和レッドダイヤモンズのホームスタジアムである駒場スタジアムで一時期、スタジアムDJを務めたことや、趣味でフットサルなどを行っているためサッカー経験を生かした発言が聞かれるようになり、Jポップなど各種の音楽も流されるようになった。また2006年から補佐役として富田玲奈によるレポートも始まった。 同年末、結婚などの理由により、久野が降板。翌2007年から、かつて「SUKI!SUKI!フロンターレ」のナビゲーターを務め、本番組にも何度かゲスト出演したことのある岩澤昌美が4代目パーソナリティに就任した。 2012年4月からはパーソナリティが短期間で交代する状態が続いているが、フロンターレに関する情報とリスナーからのファックス、メールによるメッセージ紹介を基本とした番組スタイルは定着しており、また2013年4月からは川崎フロンターレ後援会の常務理事が月に1回ゲストとして登場するようになった。2014年4月から放送翌日の月曜22時から再放送が復活した一方、ストリーミングによるダイジェスト版の配信が廃止となった。2017年4月より本放送が月曜10時台のかわさきUPSTREAMに内包され、日曜10時の放送は再放送となった。2018年以降は、再放送が日曜10時から、本放送当日の22時に移動している。
脚注出典関連項目外部リンク |