それぞれの秋 (テレビドラマ)
『それぞれの秋』(それぞれのあき)は、1973年9月6日から同年12月13日までTBS系列の木曜22:00 - 22:56、木下恵介・人間の歌シリーズで放映されたテレビドラマである。第6回テレビ大賞本賞受賞作品、第11回ギャラクシー賞受賞作品。 あらすじ平凡なサラリーマン家庭を舞台に、家族愛、思いやりを大学生の次男の目線で問いかける[1]。 出演
スタッフエピソード本作ではナレーションが使用された。脚本の山田太一は、それはアメリカのテレビドラマの『逃亡者』の影響であると書いている。また、これを見た倉本聰は、それまでタブーと教え込まれていたドラマでのナレーション使用について「こんな手もありだな」と思い、『前略おふくろ様』で初めて導入することにしたという[2]。 当時「暖かい大家族もののホームドラマ」が流行していたので、山田はそれとは逆のドラマを構想した。家族にそれぞれ暗闇があるのは、「ホームドラマで、家族がすべてドラキュラだったら」という山田のアイディアによるという。 脚注外部リンク
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