わんぱくデニス (映画)
『わんぱくデニス』(原題:Dennis the Menace)は、1993年公開のアメリカ合衆国のコメディ映画。 いたずら好きなデニス少年が巻き起こす騒動を描くハートウォーミング・コメディ。ハンク・ケッチャム作の人気漫画『わんぱくデニス』の実写映画化。ジョン・ヒューズ脚本・製作。デニス役のメイソン・ギャンブルは2万人の中からオーディションで選ばれてデビュー[2]、第15回ティーン・チョイス・アワード主演男優賞(子役部門)を受賞した[3]。 公開後に発売された日本語吹替版VHSでは主要キャストの日本語吹替声優にテレビアニメ『サザエさん』の声優陣を起用していることをセールスポイントにしていた[4]。 あらすじデニスはいたずら好きな5歳の男の子。彼はいつものように隣に住む老人ジョージにいたずらをしては困らせていた。 ある日、ジョージの妻マーサが、共働きであるデニスの両親ヘンリーとアリスから、デニスのベビーシッターを引き受け、デニスはウィルソン家で世話になることに。今まで散々いたずらの標的にされていたジョージにとっては、嫌でも毎日デニスと顔を合わせなければならないため、悪夢が始まる。 案の定、デニスはジョージの園芸の功績が認められて受賞したガーデン賞のパーティーをめちゃくちゃにした上、ジョージが楽しみにしていた40年に一度だけ花を咲かせるランが開花する瞬間に声をかけ、見逃させてしまう。ジョージはついに激怒し、デニスに二度と戻ってくるなと怒鳴る。 デニスは泣きながら自転車を漕いで家を飛び出すが、途中で遭遇した怪しげな男に連れ去られてしまう。実はその男は「飛び出しナイフのサム」と呼ばれる、この町一帯を荒らしまわっている強盗で、ジョージの家からも彼が大切にしていた金貨を盗んでいた。 しかし、人質の意味が分かっていないデニスは、喋りまくってサムを困らせる。挙げ句の果てに、サムはデニスに翻弄され、散々な目に遭う。 キャスト
脚注
外部リンク |