アトリエローク07
株式会社アトリエローク07(アトリエローク ゼロナナ)は、アニメーション制作のうち、背景画の制作を主な事業内容とする日本の企業。杉並アニメ振興協議会会員。 概要・沿革東京ムービー出身の川本征平がマヤ遺跡の拓本を取る仕事のためメキシコに渡った後、アニメ業界に復帰し、数社の背景スタジオでの活動を経て、藤岡豊のオファーに応えるため、1969年(昭和44年)に工藤剛一ら仕事仲間と「有限会社アトリエローク」を設立した。当初は影山勇率いる「現代制作集団」の外注スタジオとして活動していた。千葉秀雄主宰の「七一画房」が解散すると、川井憲、沼井信朗が移籍し、美術スタッフ・美術監督として長きに渡って支えた。 社名の「ローク」とは創設した"69"年から捩ったものである[1]。元々は「アトリエ69」(初期の美術参加作品でクレジットされていた)としたかったが、当時は数字を入れた社名を商号として登記することができなかったという。日本アニメーション、シンエイ動画を中心とした作品での背景美術を担当する、アニメーション美術界の老舗である。 東南アジアにパートナースタッフがおり、一部作品では日本人名のようなペンネームでクレジットされている。そのスタッフらは2006年(平成18年)、新たに「Aterier KARO」(アトリエKARO)を立ち上げている[2]。 2007年(平成19年)11月11日、株式会社に組織変更し、それと同時に現社名に変更した[3]。また社名変更の際、設立以来同社の代表を務めていた川本が退任し、森元茂が二代目代表取締役に就任した。 携わった主な作品テレビアニメ
OVA
WEBアニメ
劇場作品
脚注
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