イケダハヤト
イケダ ハヤト(1986年〈昭和61年〉[1] - )は日本のブロガー[11]、著述家[12]、Voicyパーソナリティ[22][23][注 2]、合同会社代表[13][2]、NFTコミュニティ運営者[24][25]。 ニュースブログ「ihayato.news」で「BLOGOS AWARD 2012」大賞を受賞[14]。NPOを支援するプロボノ集団「テントセン」の創設者、代表[26][16]、ビッグイシューオンライン共同編集長を歴任[17]。挑発的な言動[注 3]が特徴で、炎上が多い人物[29][30]。著書は『年収150万円で僕らは自由に生きていく』[12]や『まだ東京で消耗してるの?』[3]など。略称はイケハヤ[31][32]。 中学生時代から個人サイト「nubonba」を運営し、『ネットランナー』で連載[18]。ルネサステクノロジでSNSを担当し[33][10]、トライバルメディアハウスのSMMアナリスト[34]を経て、2011年からフリーランス[35][9][18]。2014年には高知県へ移住し[3]、2016年より合同会社日本の田舎は資本主義のフロンティアだ代表[2]。 YouTube[36]やVoicy[22][23]で情報発信し、仮想通貨にも投資[32][37]。Fintechレビューアフィリエイト[37]や情報商材販売にも取り組み[38]、オンラインサロンの運営や活動も行った[18][19][20][39]。NFTコレクション「CryptoNinja NFT」もプロデュースした[40][41]。 来歴・人物生い立ち、学生時代1986年生まれ[1][9]。神奈川県横浜市出身[2][9][3]。中学生時代から「nubonba」を運営し[18]、ソフトバンククリエイティブ社発行の『ネットランナー』で連載[18]。横浜市立戸塚高等学校を卒業し[9]、早稲田大学政治経済学部に進学[9][10]。後の妻であるイケダミキとは吹奏楽のサークルで出会ったという[5]。 東京時代2009年に卒業し、入社したルネサステクノロジではSNSを担当したという[33][10]。11ヵ月で退職し、その後はベンチャー企業「トライバルメディアハウス」でSMMアナリストを担当[18][27][34]。2010年頃にはビッグイシューのSNSをコンサルティングしている[17]。また、エイズ孤児を支援するNGO「PLAS」でソーシャルメディアマーケティング担当のプロボノとして活動[42][4]。2010年[43]にはNPOを支援するプロボノ集団「テントセン」を創設し、代表を務めた[26][16][9]。 2011年4月よりフリーランスとなり[35][9][18]、ノマドワーカーの暮らしになる[33]。社会人2年目から同棲を開始しており、2011年11月1日に入籍したという[5]。2012年9月1日にNHK Eテレで放送された『新世代が解く!ニッポンのジレンマ4』では、高木新平や小島梨揮、古市憲寿らとともにイケダも出演[44][45]。同年同月には『ビッグイシュー・オンライン』を立ち上げ、編集長に就任する[46][17](後、共同編集長[17])。 イケダが運営するニュースブログ「ihayato.news」は月間20万人を超える訪問者を集めたことがあり[15]、同サイトの管理者として「BLOGOS AWARD 2012」大賞を受賞している[14]。同年には星海社新書より『年収150万円で僕らは自由に生きていく』を出版し[12]、また、多摩大学の経営情報学部で非常勤講師を務めたこともある[9]。 高知時代→「§ 高知県での活動」も参照
東京都多摩市に住んでいたイケダは子育てを機に地方への移住を考えるようになり、2014年6月に高知県高知市に転居[6][8][7]。転居とともに「イケハヤ書店」はサイト名を「まだ東京で消耗してるの?」に改題している[6]。2015年5月には高知県中部の嶺北地区の長岡郡本山町へ転居[8][7]。2016年には活動を法人化し[47]、合同会社「日本の田舎は資本主義のフロンティアだ」の代表となる[2]。 イケダはVoicyでも情報発信を行っており[22][23]、2018年時点では経沢香保子がスポンサーとなっていた[23]。「イケハヤ大学」でYouTuberとしても活動[36]。さらに2017年にはサイト名を「まだ仮想通貨やってないの?」に改題[3]。仮想通貨とブロックチェーンについても扱った[32]。イケダの仮想通貨投資はFintechレビューによるアフィリエイト収入がねらいの一つと言われる[37]。2018年にはアソビモ株式会社が運営する「ASOBI COIN」のアドバイザーに就任[48]。また、はあちゅうらと協同でオンラインサロンも運営していた[18][19][20](詳細は#高知県での活動参照)。 2017年にはブログで1.5億円の収益があったというが[18]、2019年にはGoogleアップデートの影響でアフィリエイト収入が激減[49][50][注 4]。SEO(検索エンジン最適化)対策のため、livedoor BlogからWordPressへの変更を図った[49][50][注 5]。2021年6月、イケダが「錬金術[注 6]」と絶賛していた仮想通貨「TITAN」が大暴落[51]。イケダ自身は利益を確定させて引き上げていたことから大きな批判を浴び、Twitterを鍵アカウント[注 7]にすることになった[51][注 8]。 2018年頃からNFTに興味を持っていたといい[53]、2021年にはCryptPunksを購入[54][53]。「XANALIA NFTART AWARDS 2021」でもアンバサダーに就任[55]。同年から二次創作を歓迎するNFTコレクション「CryptoNinja NFT」をプロデュースし[40][41]、2023年10月に監督・野中晶史、脚本・細川徹でテレビアニメ化される「忍ばない!クリプトニンジャ咲耶」では原作にクレジットされている[40][41]。同作品はファンワークスによる制作で、クラウドファンディングで資金調達が行われた[41][注 9] 高知県での活動2014年6月に高知県高知市]転居し[6][8][7]、Yahoo!ニュースや高知新聞で話題になった[59][60]。『現代ビジネス』の連載では高知で「こどものための図書館」[61]や「高知ベンチャーサミット」[62]「土佐山アカデミー」[63]などの活動をしている人物を取り上げた[64]。2015年5月には高知県中部の嶺北地区の長岡郡本山町へ転居[8][7]。2016年4月20日には活動を法人化し[47][13]、合同会社日本の田舎は資本主義のフロンティアだの代表となる[2]。法人番号は「2490003001052」[13]で、資本金は非公開[65]。事業内容はデジタルメディア運営やリアルメディア運営など[65]。 その後土地を購入し、「イケハヤランド」として開発中[66][38]。2017年には第1回地方創生会議にも招待され、「地方創生×フリーランス」のトークセッションに登壇[67][68]。「リアルな空間があり余っている、いろんなリソースがあり余っている状態で、新しい技術が入ってくると、僕らっているのはすごく有利になるんですよね。なので僕は当時誰もいない限界集落へ行って、自分の国を作ろうとしたわけですよ。」と語っている[69]。また、NPO「ONEれいほく」ではサポーターも務めた[70]。 イケダはブログなどのノウハウを扱う情報商材も販売[38]。さらに正田圭[注 10]と運営していたオンラインサロン「脱社畜サロン」は、2019年1月にはあちゅうの運営する「はあちゅうサロン」と合併[18][19][20]。会費は月3000円[71]で、会員規模は当初約3000人[20]。その後、運営者から正田が抜けて小原聖誉[注 11]が運営に参加[18][71]。同年3月の時点での会員数は約1500人[18]。同年4月には「スキルシェアサロン」に改名し、同年6月時点での会員は約300名であった[20][注 1]。また、しゅうへい運営のオンラインサロンにも関与していた[39]。 2020年[74]、イケダは「若返りサプリ」として知られる[75]抗老化候補物質NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)[76][77][78]のサプリメントも販売[75][77][78]。中国で製造した原材料を静岡県の工場で加工したもので、「ロンジェビティ・ラボ」というECサイトで販売[77][78]。ただし、2020年12月に内科医の名取宏はイケダらが販売するNMNサプリの効用は動物実験レベルでしかデータがなく、人間が服用した際の効果は証明されていないと指摘している[75][注 12]。 主な受賞歴
著書単著
共著
分担執筆
自費出版(イケハヤ書房)Amazon KindleではKDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)による自費出版が容易であり[81]、イケダは「イケハヤ書房」としてKindleで自費出版している[82]。下記、いずれも「イケハヤ書房」名義の電子書籍(Kindle版)。 単著
共著
編集
連載
脚注注釈
出典
外部リンク
(出演動画)
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