ウォーレリック(War Relic) はアメリカ合衆国生まれのサラブレッド(競走馬および種牡馬)である。
マンノウォー産駒の中で最も成功した種牡馬であるといわれており、産駒のレリックやインテントから父マンノウォーの系統を広げた。
出生
ウォーレリックは父マンノウォーの馬主であったサミュエル・ドイル・リドルの自家生産馬で、母フライアーズカースは1925年の米2歳牝馬チャンピオン、その父フライアーロックは1916年のベルモントステークス優勝馬でその年の年度代表馬であった。
ウォーレリックは当初ジョージ・コンウェイの下で調教されたが、1939年6月20日に彼が亡くなると、その後はウォルター・A・カーターの下で調教された。
競走成績
3歳となった1941年にはいくつかの大レースに優勝した。特にナラガンセットスペシャルでは三冠馬ワーラウェイを、マサチューセッツハンデキャップでは古馬を破っている。
引退後
引退後は種牡馬として活躍し、1948年生まれのBattlefieldは1950年の2歳チャンピオンに輝き、 インテント (Intent)やMissileも2歳戦で活躍した。
産駒のうちレリックはフランスに渡り、Buisson Ardent(シルバーシャーク(Silver Shark)の父)とヴェンチア(Venture VII)の兄弟、Texana、Relance (Relkoなどの母)、カロ(Caro)の母父となるEl Relicarioなどを輩出し、インテントもIntentionallyなどを輩出し種牡馬として成功したことで、それぞれレリック系、インテント系と呼ばれるサイアーラインを発展させている。
ウォーレリックの系統は近年でもTiznow、Colonel John、Well Armed、Bertrandoらの活躍馬を輩出しており、父マンノウォーの血を伝えている。
ウォーレリックは1963年に25歳で亡くなり、ケンタッキー州レキシントン近郊のファラウェイファームに埋葬されたが、その亡骸は同父の三冠馬ウォーアドミラルや父マンノウォーとともにケンタッキーホースパークに移されている。
血統表
ウォーレリックの血統(父系:マンノウォー系/牝系:F-No.1-o / Fairy Gold S3×M3=25%、Rock Sand S3×M3=25%、Bend Or S4×M4×M5=15.63%) |
(血統表の出典)
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父 Man o'War 1917 栗毛
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父の父 Fair Play 1905 栗毛
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Hastings
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Spendthrift
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Cinderella
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Fairy Gold
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Bend Or
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Dame Masham
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父の母 Mahubah 1910 鹿毛
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Rock Sand
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Sainfoin
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Roquebrune
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Merry Token
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Merry Hampton
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Mizpah
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母 Friar's Carse 1923 栗毛
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Friar Rock 1913 栗毛
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Rock Sand
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Sainfoin
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Roquebrune
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Fairy Gold
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Bend Or
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Dame Masham
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母の母 Problem 1914 栗毛
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Superman
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Commando
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Anomaly
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