エリ・ボー
エリ・ボー(Élie Baup、1955年3月17日 - )は、フランス・サン=ゴーダンス出身の元サッカー選手、現サッカー指導者。選手時代のポジションはGK。 経歴選手時代15歳の時にトゥールーズFCの下部組織に入団したが、トップチームでプレーすることはなく、その後も下部リーグのクラブでプレーしただけであった。 指導者時代1994年、ディヴィジョン・アン(1部)のASサンテティエンヌの監督に就任した。1994-95シーズンは18位に終わり、本来ならばディヴィジョン・ドゥ(2部)に降格するはずであったが、ディヴィジョン・ドゥ優勝のオリンピック・マルセイユが財政問題を抱えていたために昇格せず、サンテティエンヌはディヴィジョン・アン残留となった。1995-96シーズンは19位でディヴィジョン・ドゥ降格となった。 1998年にFCジロンダン・ボルドー監督に就任し、シルヴァン・ヴィルトールやリリアン・ラスランドの活躍で就任初年度の1998-99シーズンにリーグ優勝を果たした。1999-2000シーズンと2000-01シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃す4位に終わったが、2001-02シーズンにはクープ・ドゥ・ラ・リーグで優勝した。2002年にリーグ・アン(ディヴィジョン・アンから名称変更)が発足すると、2002-03シーズンは4位となり、就任から5シーズン連続で欧州カップ戦出場権を獲得したが、2003-04シーズンは中位に低迷し、2003年にジャン=ルイ・トリオー会長に解任された。 2004年には再びサンテティエンヌの監督に就任し、ボルドー時代の教え子のパスカル・ファンドゥーノなどを獲得した。2004-05シーズンは6位となって2005年のUEFAインタートトカップに出場したが、フランスから出場した3クラブのうち唯一優勝を逃してUEFAカップ出場を果たせなかった。2005-06シーズンは13位であり、2006年にサンテティエンヌ監督を退任した。2006-07シーズンと2007-08シーズンはトゥールーズFCの監督を務め、2008年には1シーズンでリーグ・アンに舞い戻ったFCナントの監督に就任したが、19位でリーグ・ドゥ降格となり、2009年6月2日に解任された[1]。 2012年7月4日、ディディエ・デシャン監督の後任としてオリンピック・マルセイユ監督に就任した[2][3][4][5]。8月2日、マルセイユ監督としての初采配試合となったUEFAヨーロッパリーグ予選プレーオフのエスキシェヒルスポル戦に1-1と引き分けた[6]。 個人成績指導者としての成績
タイトル指導者
脚注
外部リンク |