カリオン・デ・カラトラーバ
カリオン・デ・カラトラーバ(Carrión de Calatrava)は、スペイン・カスティーリャ=ラ・マンチャ州シウダー・レアル県の自治体で、海抜615mの高度にある。面積は95.77km²で、人口は2,937人(2010年)、近年はわずかずつではあるが、上昇傾向にある。 地理カリオン・デ・カラトラーバは県都シウダー・レアルの北西10kmの位置にあり、カンポ・デ・カラトラーバ(Campo de Calatrava)地区にある。北はフェルナン・カバジェーロと、北西はミゲルトゥーラと、東はトラルバ・デ・カラトラーバと、南はアルマグロとミゲルトゥーラと、そして西はシウダ・レアルの各自治体と隣接している。 フェルナン・カバジェーロとの境界を東西にグアディアーナ川が流れ、その川の水量を調節するエル・ビカリオダムがシウダー・レアルとの境界地域にある。自治体内にはロマーニ池があり、グアディアーナ川の二つの支流が流れている。 気候気候は、内陸性気候で、非常に乾燥しており、冬季は寒く0°C、夏季は40°Cにもなり非常に暑い。年平均気温は15°Cで、年平均降水量は400mmである。 人口出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[2]、1996年 - [3]
政治自治体首長はカスティーリャ=ラ・マンチャ国民党(Partido Popular de Castilla-La Mancha、PPCLM)のアナ・マリーア・ロペス・ロドリゲス(Ana María López Rodríguez)[4]で、自治体評議員は、カスティーリャ=ラ・マンチャ国民党:6、カスティーリャ=ラ・マンチャ社会党(Partido Socialista de Castilla-La Mancha、PSCM-PSOE):5となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[5]
司法行政カリオン・デ・カラトラーバはシウダー・レアル司法管轄区に属す[7]。 史跡カリオン・デ・カラトラーバの北部、グアディアーナ川のほとりにカラトラーバ・ラ・ビエハ遺跡(es:Calatrava la ViejaCalatrava la Vieja)がある。イスラム支配下において、カラトラーバ・ラ・ビエハはトレードとコルドバ間にある重要な街であった。12世紀のキリスト教徒による奪還後は、カラトラーバ騎士団の本拠地となった。1158年のことである。現在は、アラルコス=カラトラーバ遺跡公園として整備されている。 脚注
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