クイーンズランド工科大学
クイーンズランド工科大学(クイーンズランドこうかだいがく、英語: Queensland University of Technology、略称:QUT)は、オーストラリアクイーンズランド州の州都ブリスベンに位置する公立大学で、オーストラリアで最大の大学の1つで、90カ国以上からの約6,000人の留学生を含む約40,000人の学生を有するクイーンズランド州最大の大学である。 オーストラリア第3の都市ブリスベンのダウンタウン周辺にガーデンズポイントメインキャンパスがあり、市の植物園および州議事堂とブリスベン川沿いに位置している。また、ブリスベン中心から約2キロの緑多い高台にケルヴィングローブキャンパスがある。 QUTは「実社会への即戦力が身につく大学(A university for the real world)」を教学の精神としている。QUTのコースはインターンシップが充実し、理論と実践のバランスがあり、QUTの学位は国際的に高く評価されている。QUTはオーストラリアの研究の卓越性とタイムズ高等教育世界大学ランキングにおいて、オーストラリアの大学トップ10にランクされている。この大学は、タイムズ高等教育世界大学ランキング、QS世界大学ランキング、世界大学学術ランキング、その他の世界の大学ランキングで、オーストラリアのトップ12大学及び世界のトップ1%の大学として一貫してランクインしてる。QS世界大学ランキング2024で189位、THE世界大学ランキング2023で201-250位(Young University Rankingsは26位)となっており、クリエイティブメディア、工学、建築、教育、看護などスキルが身に付く分野に強い。特に世界初のクリエイティブ産業学部や、経営大学院のQUTビジネススクールは、AACSB/AMBA/EQUISのトリプルクラウン認証校(世界のビジネススクールのトップ1%に属し、オーストラリアではQUTとモナッシュ大学の2大学のみ)として有名である。QUTはAustralian Technology Network(ATN) の初期メンバー校であり、クイーンズランド州で最高の就職率(2005年統計)を誇る。 歴史1849年にブリスベン芸術学校(Brisbane School of Arts)が設立された。一方、1882年に設立されたブリスベン技術学校(Brisbane Technical College)は組織変更され、1908年にブリスベン・セントラル技術学校(Brisbane Central Technical College)となった。その後、1965年にクイーンズランド・インスティテュート・テクノロジ(QIT: Queensland Institute of Technology) に改名し、1989年にブリスベン芸術学校を吸収合併して、クイーンズランド工科大学(QUT: Queensland University of Technology)として創設された。その後1990年に、美術・ビジネス・教育・社会科学などのコースで知られていたBrisbane College of Advanced Education (BCAE)を吸収合併した。
ブリスベン高等教育大学は1982年に設立された。同校は以下に示されている複数の前身機関の組み合わさってできたものである。
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