クリス・ワイルダー
クリストファー・ジョン・ワイルダー(Christopher John Wilder, 1967年9月23日 - )は、イングランド・サウス・ヨークシャー州シェフィールド出身の元サッカー選手、サッカー指導者。シェフィールド・ユナイテッドFCの監督。 来歴選手時代1986年に地元のシェフィールド・ユナイテッドFCでプロデビュー。以降チャールトン・アスレティックFCなどでプレー。しかし、プレミアリーグでのプレー経験はなく。ロザラム・ユナイテッドFCなど下部リーグのチームを渡り歩き、2000-01シーズンにハリファックス・タウンAFCでプレーした後、33歳で引退した。 監督時代2001年からアルフレトン・タウンFCで監督業を開始。その後ハリファックス・タウンやオックスフォード・ユナイテッドFCの監督を務め、2014年にノーサンプトン・タウンFCの監督に就任。2015-16シーズンはEFLリーグ2 (4部リーグ)で優勝に導いた。 2016年5月12日、シェフィールド・ユナイテッドFCの監督に就任。2016-17シーズンはEFLリーグ1 (3部リーグ)で優勝し、EFLチャンピオンシップ (2部リーグ)に導く。2017-18シーズンは10位で終え、翌2018-19シーズンは2位に入り、チームを2006-07シーズン以来のプレミアリーグ復帰に導いた。更に同シーズンのリーグ最優秀監督賞に選出。ジョゼップ・グアルディオラやユルゲン・クロップら、プレミアリーグで激しい優勝争いを繰り広げた両監督を抑えて、下部リーグの監督として異例の受賞となった[1] [2]。更に同年12月には、BBCが選ぶ最優秀監督にも選出された[3]。 選手時代を含めても初となったプレミアリーグとなった2019-20シーズンは、大方の予想を覆す大健闘を見せ、その闘いぶりが各方面で絶賛された[4][5]。 2020年1月10日、シェフィールド・ユナイテッドと2024年までの延長契約に合意した[6]。しかし、2020-2021シーズンは開幕ダッシュに失敗し、シーズン通して最下位に低迷。更に選手補強の面でのフロント陣との対立も表面化。結局、悪い流れを変えることは出来ず、2021年3月13日に辞任を表明した[7]。 2023年3月7日、ワトフォードFCの監督に就任。同シーズンオフに解任された。 2023年12月5日、再びシェフィールド・ユナイテッドFCの監督に就任。[8] 監督成績
脚注
外部リンク
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