コリン・カウギル
コリン・ブラネン・カウギル(Collin Brannen Cowgill, 1986年5月22日 - )は、アメリカ合衆国ケンタッキー州レキシントン出身の元プロ野球選手(外野手)。左投右打。 経歴プロ入りとダイヤモンドバックス時代ケンタッキー大学在学中の2008年のMLBドラフト5巡目(全体168位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名され、プロ入り[1]。 2011年7月26日のサンディエゴ・パドレス戦でメジャーデビューし、8月28日の同カードでメジャー初本塁打を放つ[2]。 アスレチックス時代2011年12月9日にトレバー・ケーヒル、クレイグ・ブレスロウとの3対2のトレードで、ジャロッド・パーカー、ライアン・クックと共にオークランド・アスレチックスへ移籍した[3]。 メッツ時代2012年12月18日にジェフリー・マルテとのトレードで、ニューヨーク・メッツへ移籍した[4]。 エンゼルス時代2013年6月24日にカイル・ジョンソンとのトレードで、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムへ移籍した。シーズン通算では、73試合に出場し打率.211、4本塁打、16打点を記録した。 2014年は、外野のユーティリティとしてメジャー定着を果たし、106試合に出場して打率.250、5本塁打、21打点、4盗塁(盗塁失敗は0)という成績をマークした。守備では、右翼手と左翼手を守る機会が多く(いずれもで40試合以上の守備)、両方のポジションでプラスのDRSを記録した。唯一、中堅手でのDRSだけがマイナスだった。 2015年は、控え外野手として55試合に出場。打撃面では不振であり、打率.188、1本塁打、2打点という成績に終わった。守備では左翼手をメインに守り、41試合で無失策・DRS + 5という安定した成績を記録した。また、中堅手と右翼手も4試合ずつ守りに就き、これら2ポジションでも失策はなかった。 インディアンス時代2015年12月2日に金銭トレードで、クリーブランド・インディアンスへ移籍した。 2016年9月1日にDFAとなり、翌2日にマイナー契約で傘下のAAA級コロンバス・クリッパーズへ配属された。10月5日にFAとなった[5]。 パドレス傘下時代2017年2月6日にパドレスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。シーズンでは開幕から主に傘下のAAA級エル・パソ・チワワズでプレーしていたが、8月6日に自由契約となった[5]。 フィリーズ傘下時代2018年2月9日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。シーズンでは傘下のAAA級エル・パソ・チワワズでプレーし、93試合に出場し打率.230、12本塁打、41打点、3盗塁を記録した。オフの11月2日にFAとなった[5]。 ナショナルズ傘下時代2019年3月にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ。シーズンでは傘下のAAA級フレズノ・グリズリーズでプレーし、84試合に出場し打率.228、12本塁打、34打点、8盗塁を記録した。オフの11月4日にFAとなった[5]。 マリナーズ傘下時代2020年2月11日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。シーズン終了後にFAとなった[5]。 引退後2021年より、シアトル・マリナーズ傘下AA級アーカンソー・トラベラーズの監督に就任した[6]。 詳細情報年度別打撃成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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