サイバーネット
『サイバーネット』(原題: Hackers)は、1995年に公開されたアメリカ合衆国の映画。監督はイアン・ソフトリー。出演はジョニー・リー・ミラー、アンジェリーナ・ジョリーがつとめた。 日本では劇場未公開だが、WOWOWでプレミア放送された。 あらすじ11歳の天才ハッカー、デイドは、ウォール街のコンピュータをクラッシュさせ、FBIのブラック・リストに挙げられた。18歳になった彼のまわりには、コンピュータを自由自在に操る連中が集まり、高校生活をエンジョイしていた。ある日仲間がハッカー・キングと呼ばれるプレーグにはめられ、犯罪の片棒を担がされてしまう。デイドらは、サイバーネットを使って、世界中のネット仲間を集め、反撃に転じる。ネットワーク上での、激しいバトルが始まった。 キャスト
制作主人公のゼロ・クールことデイド・マーフィーは ロバート・T・モリスが基になっている[2] 。 学校の場面は Stuyvesant High Schoolと、マンハッタン南部にあるトライベッカ周辺で撮影された[3]。 この映画ではThe MentorことLoyd Blankenshipが書いたハッカー・マニフェストが用いられている。なお、このマニフェストは1986年9月25日に刊行されたPhrack7号ファイル3に掲載された。この映画の中では、キャラクターがPhrackではなく、2600に掲載されたマニフェストを読んでいる。また、登場人物の一人であるエマヌエル・ゴールドスタイン ("Cereal Killer") の名前は, 2600 の編集者の一人であるEric Corleyの変名から取った。(なお、コーリー本人は ジョージ・オーウェルの1984年からとったとしている)。コーリーはスタッフにハッカー文化について教えたが本編中の正確性を批判される結果となった。 Macintoshの起動メッセージは、ファントム・フリークがケイトの新しいラップトップをパーティーで見たときに発した "Yo...this is 'insanely great,' it's got a 28.8 bps [sic] modem!" として用いられている。この映画には当時開発中だった ワイプアウトのプロトタイプを用いたレーシングゲームや、 Hack the Planetという名の 海賊テレビ放送が登場した。 デイドが文学の授業で習った、 アレン・ギンズバーグの『吠える』の引用を書く場面がある。 脚注
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