ジェームズ・マカヴォイ
ジェームズ・マカヴォイ(James McAvoy, 1979年4月21日 - )は、スコットランドの俳優。「ミドルネームは持っていない」とインタビューで答えているが一部ではミドルネームがアンドリュー (Andrew) と記載されていることにも言及している[1]。身長170cm。 生い立ちグラスゴーにて、建築業者の父親ジェームズ・マカヴォイ・シニア (James McAvoy Sr.) と精神医科の看護師である母親エリザベス・“リズ”・マカヴォイ (Elizabeth "Liz" McAvoy) のもとに生まれる。7歳の時に両親が離婚し、母方の祖父母のもとで育つ[2]。 母親は離婚後に元の姓であるジョンストン (Johnstone) に戻している。 妹のジョイ (Joy) は歌手[3]。 カトリック系の学校を卒業後、ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー(Royal Scottish Academy of Music and Drama)で演技を学ぶ。 2018年1月18日、[4]グラスゴーで母親のエリザベスが長い闘病の末に[5] 59歳で他界。 キャリア1995年に『The Near Room』で映画デビュー。20歳の時にロンドンに移る。住まいをオーストラリア人の俳優 ジェシー・スペンサーとシェアしていた[6]。主にイギリス国内のテレビや舞台で活躍してきた。 2005年公開の『ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女』のタムナス役で国際的に知られるようになる。この年の英国アカデミー賞ライジング・スター賞を受賞する。2006年には『ラストキング・オブ・スコットランド』で、英国アカデミー賞 助演男優賞及びヨーロッパ映画賞主演男優賞にノミネートされる。 2007年公開の『つぐない』でゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされ、ロンドン映画批評家協会賞英国主演男優賞を受賞した。 2008年公開の、アンジェリーナ・ジョリー主演『ウォンテッド』に準主役に抜擢、世界的に認知されて有名俳優の仲間入りを果たした。 私生活2006年10月にコメディドラマで共演した女優のアンヌ=マリー・ダフと結婚[7]。2010年に息子のブレンダン(Brendan) が誕生した[8]が、2016年5月13日に離婚を申請したことを発表[9][10]。 大のフットボール好きで、セルティックFCのファンであり、2006年のUEFAチャンピオンズリーグでは出席していたトロント国際映画祭を抜けてパブに試合を観に行ったほどである(当時在籍中の中村俊輔の決勝ゴールを目にしている)[11]。 また、かつての名選手ジミー・ジョンストンを演じるのが夢だとも語っている[12]。 フィルモグラフィ※役名の太字表記は主演。 映画劇場公開映画
テレビ映画
テレビ
日本語吹き替え『ジェイン・オースティン 秘められた恋』以降、大半の作品で内田夕夜が担当している。 『世界の涯ての鼓動』では、映画本編の吹き替え版は作られなかったものの、マカヴォイの吹き替え声優として内田をナレーションに起用した日本版予告編が作られている[13]。 このほかにも、平川大輔、関智一、猪野学、細谷佳正なども声を当てている。 授賞とノミネート
参考文献
外部リンク
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