ジャックと豆の木 (1974年の映画)
ジャックと豆の木 は、1974年7月20日に日本ヘラルド映画(現:KADOKAWA)にて公開された 日本のミュージカルアニメ映画作品[1]。 概要イギリス民話である「ジャックと豆の木」をアレンジした、「日本発のアニメ・ミュージカル」。 当時まだ珍しかったフルアニメーションに、ヒット・メイカーとして有名な作曲・編曲家陣、さらに同じくヒットを飛ばしていた作詞家の阿久悠がすべての歌の歌詞と音楽構成を担当。 声優の顔ぶれも、ジャック役に当時まだ劇団四季の研究生だった市村正親、マーガレット姫に山本リンダ、そして悪い魔女のノワール夫人を公開当時、悠木千帆の芸名を名乗っていた樹木希林が演じている。 あらすじ百姓の息子ジャックは、ずっと以前に父を亡くして母親と二人暮らし。ある日、飼っていた雌牛が乳を出さなくなってしまい、ジャックがこれを売りに行くことになった。道の途中で、ジャックは不思議な男に呼び止められ、雌牛と不思議な豆との交換を持ちかけられる。はじめは断ったジャックだったが、男が不思議な楽器で奏でるメロディーを聴いているうち、気が付けば豆と引き換えに牛を引き渡してしまっていた。 もちろん母親はカンカン。ジャックをさんざん叱りつけると、豆を外に投げ捨ててしまうが、ジャックたちが眠っている夜のうち、捨てられた豆から芽が生え、ものすごい勢いで空を目指して伸びていく。 翌朝、外に出たジャックはびっくり仰天。飼い犬のグロスビーとともに、好奇心からその豆のつるを登り、空の上へ上へと向かってゆくと、やがて雲の上のお城にたどり着く。荒れ果てた城の庭には、雲に乗った妖精の姫・マーガレットがいた。どこか正気を失っているような彼女がジャックは気になる。 やがてジャックは、この城を支配しているのが魔女のノワール夫人とその息子の巨人・チューリップの母子であることを知る。ノワール夫人の狙いは、マーガレットとチューリップを結婚させ、この天上の国のすべてを自分が手に入れることだった……。 登場キャラクター
スタッフ
劇中歌
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