スタジオコスモス
有限会社スタジオコスモスは、かつて存在したアニメーション制作のうち、撮影作業の請負を主な事業内容としていた日本の企業。 概要実写の撮影技師を経て、ナックでアニメーション撮影を手掛けた白井久男によって設立。 アニメーション撮影のスタジオとしては、アニメフィルム、トランス・アーツに次ぐ老舗のスタジオである。スタジオジブリ作品やドラゴンボールシリーズ(但し途中まで)、新世紀エヴァンゲリオン、ポケットモンスターシリーズ、カードキャプターさくら、NARUTO -ナルト-シリーズなど、多数の作品で撮影を手がけている。アニメーションの背景を手掛けた旧スタジオコスモス(現在はコスモス・アーツ)との関係は無い。 全盛期は約20名以上のスタッフが在籍していた。撮影形態がデジタル合成に移行を始めた2000年頃には、新たにひばりケ丘へデジタル専門のスタジオも構え、一時期は「スタジオコスモス デジタルファクトリー」、「Digital Cosmos」とクレジットされていた作品もある。 2019年4月28日、創業者の白井久男が逝去。登記上の代表取締役は白井芳美に引き継がれたが、長きにわたって撮影を手掛けたポケットモンスターシリーズをはじめ、レギュラーで参加した作品を年内に全て降板し、約40余年にわたる撮影事業を終了した。 2023年8月23日、清算が結了し、登記記録が閉鎖された[1]。 主な参加作品テレビアニメ
劇場アニメ
OVA
Webアニメ脚注注釈出典
関連項目
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