バハ(BAJA)とは、富士重工業(現・SUBARU)が2003年から2006年まで生産したピックアップトラック(スポーツユーティリティトラック)である。
車名の「バハ」はバハ・カリフォルニア半島に由来するが、これは耐久レース界でいうル・マンのように、北米オフロード界の耐久レースの一大ブランドであり(→バハ1000)、バギーやオフローダーを連想させる地名である。
概要
2代目アウトバック(日本名:レガシィランカスター)をベースに、後部座席より後方を荷台に変更したものである。ピックアップトラックとしては小型であるが、後部座席と荷台の間にはトランクスルー機能も付いており、長尺物の積載も可能となっている。後部のアオリを倒してさらなる積載スペースを確保することも可能であり、その際にナンバープレートが見えるように、跳ね上げ可能なヒンジが取り付けられたステーを介して取り付けられている[1]。
生産はアメリカ・インディアナ州にあるスバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ(SIA)で行われ、北米市場のみで販売された。また、日本の自動車メーカーの車種としては初のスポーツユーティリティトラック(SUT)となった。
エンジンはEJ25型 2.5 L 水平対向4気筒SOHCを縦置きで搭載し、駆動方式はAWD。2004年からはDOHCターボエンジンを搭載したモデルが追加された。
2006年に生産終了。総生産台数は約3万台。
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
スバル・バハに関連するメディアがあります。
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販売終了 | |
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