ダグ・アルドリッチ
ダグ・アルドリッチ(Doug Aldrich、1963年2月19日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ローリー生まれのギタリスト。現在はロサンゼルスを拠点として活動。 経歴高校卒業と同時にロサンゼルスに移り、インストゥルメンタルミュージックという店でギターのレッスンの仕事をしていた。1980年代、元タイタンのカル・スワン(ヴォーカル)と元スティーラーのマーク・エドワーズ(ドラム)が結成したライオンにマーク・エドワーズの誘いで加入。ベースはジェリー・ベスト。ライオンは2枚のアルバムをレコーディングし、MTVのHead Bangers Ballではトップ20に入った。 ライオン解散後は、ハリケーンやハウス・オブ・ローズでプレイをする。 1990年に入り、カル・スワンとともにバッド・ムーン・ライジング(BMR)を結成。ベースにイアン・メイヨー、ドラムにジャッキー・レイモスを迎える。BMRはアジアとヨーロッパでアルバムをリリースし、日本とヨーロッパをツアーした。その間にソロ・アルバム『ハイセンタード』と『エレクトロヴィジョン』をリリース。BMRは1998年に解散をする。 翌年の1999年、元メデシン・ホイールのボーカル キース・セント・ジョンとバーニング・レインを結成。 2002年、ディオに参加。翌年からは、デイヴィッド・カヴァデールからの推薦でホワイトスネイクにも参加、2014年5月の脱退まで、デイヴィッドと共にソングライターとしても活躍、スタジオ・アルバム2作を発表した。また、その頃には世良公則と親交を深め、ツイストの曲のセルフ・カヴァー・アルバム『照-SHO-』(2003年)、アコースティック・アルバム『JACARANDA』(2007年)のレコーディングに参加した[1]。 2014年、Revolution Saintsに加入。 2015年、元ディープ・パープルのグレン・ヒューズと共に世界各地でツアーを行う。同年、12月に来日。 2016年、The Dead Daisiesにリード・ギターとして加入。 機材デビュー時から長くシャーベル/ジャクソンのギターを愛用。ジャクソンがフェンダー傘下に収められるとフェンダーのストラトにチェンジ。そのストラトも最初はシングルのノーマルタイプだったが、その後、リアにハムバッカーを搭載したモデルへと変遷。現在はSuhrのシグネイチャーモデルのハムバッカーピックアップをレスポールに搭載し使用している。過去ジャクソンに搭載したハムバッカーはセイモア・ダンカンの“SH-5 Custom”だった。ディオ、ホワイトスネイクではレスポールを使用。アンプは、かつてMark Cameronにより改造された1970年代のMarshallを使用していたが、近年ではエングルやマーシャルのVintage Modernを使用している。またMajik Boxから共同作業によって作られたエフェクターMajik Box Doug Aldrich Rocket Fuelも使用している。 ディスコグラフィ<主な参加バンドのアルバム及びDVD> ライオン
ハリケーン
ハウス・オブ・ローズ
バッド・ムーン・ライジング
バーニング・レイン
ディオ
ホワイトスネイク
世良公則
ソロ
※この他Van HalenやOzzy Osbourneらの多くのトリビュートアルバムに参加。また、偽名で参加したMark Boalsのアルバム等もある。 脚注
外部リンク
|