デアンドレ・ハンター
デアンドレ・ジェームズ・ハンター(De'Andre James Hunter, 1997年12月2日 - )は、アメリカ合衆国・ペンシルベニア州フィラデルフィア出身のプロバスケットボール選手。NBAのアトランタ・ホークスに所属している。ポジションはスモールフォワード。 経歴ハイスクールハンターはペンシルベニア州ウィンウッドにあるフレンズ・セントラル・スクールに入学をした。ジュニアのシーズン、1試合平均21.6得点、11.0リバウンド、5.0アシストをマークし、最終学年の2015-16シーズンは、1試合平均23.5得点、9.8リバウンド、3.0アシスト、2.5ブロックを記録した[1]。この年ペンシルベニア州クラスAAの最優秀選手に選ばれた[2]。2016年の大学進学を前に彼はESPNから全米で73人目、スモールフォワードとしては14番目の選手に評価された[3]。ノースカロライナ州立大学、ノートルダム大学からもオファーを受けていたが、2015年9月12日、彼はバージニア大学への進学を決めた[4]。 カレッジ1年生のシーズンはレッドシャツで過ごした。フレッシュマンとなった2017-18シーズン、平均19.9分に出場して、9.2得点、3.5リバウンド、1.1アシストの成績を残し、アトランティック・コースト・カンファレンスのシックスマン賞及びオールフレッシュマンチームに選ばれた[2]。この年の3月1日に行われたルイビル大学戦では26フィートの距離からブザービーターとなる3ポイントシュートを成功、チームは67-66で勝利した[5]。33試合中16試合で2桁得点をあげる活躍を見せた。チームも彼が2桁得点をあげた試合では15勝1敗の成績を残した。左手首の骨折でNCAAトーナメントを欠場した[6]。彼を欠いたチームはNCAAトーナメントの地区第1シードであったが1回戦で第16シードのメリーランド大学ボルチモア校に敗れた。2018年のNBAドラフト1巡で指名される可能性もあった彼はアーリーエントリーをせずに大学でのプレーを継続することに決めた[7]。 2年次の2018-19シーズンは、38試合に先発出場、平均32.5分に出場し、15.2得点、5.1リバウンド、2.0アシストをあげて、カンファレンスの最優秀守備選手、ファーストチーム、オールアメリカンのサードチームに選ばれた。シュート成功率は、カンファレンス2位、得点もカンファレンス9位の成績であった[2]。この年もチームはNCAAトーナメントに地区第1シードで進出、テキサス工科大学とのトーナメント決勝で27得点、9リバウンドをあげてチームは85-77で勝利した。なお彼は残り12秒9に貴重な同点3ポイントシュートを決めている。シーズン終了後、大学に残らず2019年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明した。 アトランタ・ホークス6月20日のドラフトでは1巡全体4位でロサンゼルス・レイカーズに指名され[8]、翌月6日にアンソニー・デイビスとのトレードでニューオーリンズ・ペリカンズに交渉権が移動し、さらに翌7日に同年のドラフトで全体8位指名のジャクソン・ヘイズなどとのトレードでアトランタ・ホークスに交渉権が移った[2]。また、ドラフトでは大学の同僚のタイ・ジェロームは全体24位、カイル・ガイは全体55位でそれぞれ指名された。 2019-20シーズン、1年目から先発に定着し、63試合に平均32.0分の出場で、12.3得点・4.5リバウンド・1.8アシスト・0.7スティールなどを記録したが、NBAオールルーキーチームには選出されなかった。 2020-21シーズン、2021年1月24日のミルウォーキー・バックス戦で自身初の30得点以上となる33得点を記録した[9]。1月29日のワシントン・ウィザーズ戦で右膝を痛めて途中退場し[10]、その後多くの試合を欠場した。3月のライジング・スターズ・チャレンジに選出された。このシーズンは23試合に平均29.5分の出場で、15.0得点・4.8リバウンド・1.9アシスト・0.8スティールなどを記録した。チームとして4年ぶりのプレーオフでは1回戦で全5試合に先発出場し、平均10.8得点・4.0リバウンドなどを記録しカンファレンス準決勝進出に貢献したが、右膝半月板損傷が判明した。6月15日に右膝の手術を受けてシーズンを終えた[11]。 個人成績
NBAレギュラーシーズン
プレーオフ
カレッジ
人物8歳の時に父親を亡くし、兄が父親代わりを務めた[12]。 NBAドラフトで指名された際、ESPNの解説を務めたチャンシー・ビラップスにジェー・クロウダーと比較された[13]。 脚注
外部リンク
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