デスティニティー
デスティニティー (Destinity)は、フランス・リヨン出身のデスラッシュ/メロディックデスメタルバンド。活動初期はブラックメタルを演奏しており、その後シンフォニックブラックメタルを経て、デスラッシュ/メロディックデスメタルへと音楽性を変化させた。 略歴1996年に結成。初期のメンバーは、ミック・シザリー (Vo)、ステファン・バルボニ (Rhythm G)、ゼグ (Lead G)、ニーノ (B)、フローラン・バルボニ (Key, Clean Vo)、クリス=ティラエル (Ds)。1997年に、デモ『Enigmatic Forest』をリリース。ゼグが脱退し、ジム (Lead G)が加入。1999年に1stアルバム『Wepts from the Sky』をリリース。2000年にニーノが脱退し、ベン (B)が加入。2001年に、サイキック・スクリーム・エンタテインメントから2ndアルバム『Supreme Domination's Art』をリリース。2002年にジムが脱退し、ロード・DD (Lead G)が加入。アディポシア・レコードに移籍して、2003年に3rdアルバム『Under the Smell of Chaos』をリリース。同年中にベンが脱退しクリストフ (B)が加入するも、クリストフも短期間で脱退。2004年にラフナグッド (B)が加入した。同年に4thアルバム『In Excelsis Dementia』をリリース。2005年にロード・DDが脱退し、ニコ (Lead G)が加入。同年に5thアルバム『Synthetic Existence』をリリース。同アルバムリリース後には、クリス=ティラエルとラフナグッドが脱退。この脱退を受けて、これまでキーボードやボーカルなどを担当してきたフローラン・バルボニがドラムスに転向。パーマネントなキーボーディストは補充されず、以降のアルバムではフローラン・バルボニが兼任することになった。また、2006年になってダヴィッド・ブータハン (B, Vo)が加入。また、同年にはニコも脱退し、ポンス (Lead G)が加入している。 2008年に、ラプチャー・ミュージックから6thアルバム『The Inside』をリリース。2009年から2010年にかけて、ポンスとダヴィッド・ブータハンが脱退し、セバスチャン・フォム・シャイト (Lead G)とダヴィッド・リッシェ (B)が新たに加入した。ドイツの大手レーベル・ライフフォース・レコードに移籍し、2010年に7thアルバム『XI Reasons to See』、2012年に8thアルバム『Resolve in Crimson』をリリース。2013年に17年間ボーカルを務めたミックが脱退し[2]、ヤン・ピエラ (Vo)が加入[3]。2014年3月に活動を休止した[4]。活動休止後、バンドメンバーは別の音楽プロジェクトに注力する[4]。 2016年になって、デスティニティーに在籍していた4名を中心に新たなプロジェクトバンド、The Reversionistを結成することを発表[5]。メンバーは、アントン・ニコラ (Vo)、セブ・VS(セバスチャン・フォム・シャイト)(Lead & Rhythm G)、ステファン・バルボニ (Rhythm G)、フローラン・バルボニ (Ds)、ダヴィッド・リッシェ (B)の5名であり、アントン以外のメンバーがデスティニティー活動休止時のメンバーである。 2018年10月に活動再開を発表[6]。基本的には活動停止時のメンバーで再結成されているが、ボーカルのみ、ヤン・ピエラではなくミック・シザリーが復帰した。 2021年に復活作となる9thアルバム『In Continuum』をリリース。本アルバムは、Bickee Musicより、輸入盤に日本語解説が付属する仕様で日本盤がリリースされ、結成から25年目にして日本デビュー盤となった。 これまでに、400本以上のライヴに出演しており、ディーサイドやダーケイン、デュー・センテッド、ディキャピテイテッドと共演している[1]。 メンバー現在のメンバー
旧メンバー
タイムラインディスコグラフィー
脚注
外部リンク |