デスペラード (映画)
『デスペラード』(Desperado)は、1995年公開のアメリカ映画。ロバート・ロドリゲスのマリアッチ3部作の二作目。サルマ・ハエックのヒット作としても知られる[2]。 概要前作『エル・マリアッチ』の製作費の1000倍の製作費がかけられている。 前作で主人公エル・マリアッチを演じたカルロス・ガラルドーは、今作では主人公の助っ人役で登場する。また、バーの集金人役でクエンティン・タランティーノがゲスト出演している。 内容そのものは『エル・マリアッチ』からストーリーが繋がっている直接的な続編ではなく、シリーズとしての続編兼リメイクのセルフリメイク作品である。 ストーリー昔ギャングに恋人を殺され、自らも掌を撃たれ演奏家としての道を閉ざされたマリアッチの男。彼はギターケースに武器を詰めてギャングのボス、ブチョを捜して復讐することを考えていた。友人ブシェミの協力を得て、ブチョに近づくために彼が経営する酒場に行くが正体がばれ、酒場にいた彼の手下達と壮絶な撃ち合いを繰り広げる。立ち向かって来た手下を皆殺しにして切り抜けたマリアッチだが、通りすがりの美しい女性カロリーナを追っ手からかばい撃たれて傷を負ってしまった。カロリーナは怪我をしたマリアッチを自分の店にかくまい手当てするが、ブチョにそのことを悟られ、カロリーナの店は、ブチョの手下達に襲撃されてしまう。襲撃を切り抜けたマリアッチは、かつての仲間カンパとキーノを援軍として呼び、ブチョと対決する。 キャスト
スタッフ
エピソード当初『日曜洋画劇場』でのテレビ放送は1998年9月13日の予定であったが、放送前に黒澤明の死去に伴い追悼放送をしたため11月15日に移動になり、さらにその放送前にも番組の映画解説者淀川長治が死去し最後の映画解説をした映画を放送したため、最終的に当初の予定からちょうど三ヶ月後の12月13日に放送された経緯がある。この映画も淀川の解説が収録されていたが未放送となった模様。 脚注
外部リンク
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