デビッド・クライド
デビッド・クライド(David Eugene Clyde, 1955年4月22日 - )は、アメリカ合衆国・カンザス州カンザスシティ出身の元プロ野球選手(投手)。左投左打。 経歴高校時代は地元テキサス州で大旋風を巻き起こした。特に高校3年の時は防御率0.18・18勝0敗・148回を投げて328奪三振という驚異的な成績を残した[1]。 プロ入りとレンジャーズ時代1973年のMLBドラフトでテキサス・レンジャーズから1巡目(全体1位)で指名され、契約金12万5,000ドルで入団[2]。 ボブ・ショート球団オーナーの意向により、マイナーリーグを経ることなく、6月27日の対ミネソタ・ツインズ戦でいきなり先発投手としてMLBデビュー。アーリントン・スタジアムは35,698人の観客を動員し、1972年にワシントン・セネタースがテキサスに移転し、同球場をホーム球場としてから初のチケットが売り切れた試合となった[3]。MLBデビュー戦では初回こそ先頭打者から2人に四球を与えたが、それから三者連続奪三振。5回をわずか1安打に抑える好投で勝利投手になった[1]。同年は18試合に登板し、4勝8敗・防御率5.01を記録。 1974年は28試合の登板で、3勝9敗・防御率4.38の成績を残した。 1975年は肩の故障に苦しみ、シーズンの大半をマイナーで過ごし、MLBでは1試合の登板に終わった。 インディアンス時代1978年2月28日にトム・バスキーとジョン・ローエンスタインとのトレードでウィリー・ホートンとともにクリーブランド・インディアンスへ移籍。 同年は28試合の登板で8勝11敗・防御率4.28を記録。 1979年は9試合の登板で3勝4敗・防御率5.91の成績に終わった。 インディアンス退団後1979年オフにトレードで古巣のレンジャーズヘ移籍したが、1980年開幕前に解雇された。 1981年はヒューストン・アストロズと契約し、アストロズ傘下のマイナー球団で過ごした。 選手としての特徴
詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
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