トレバー・メギル
トレバー・J・メギル(Trevor J. Megill, 1993年12月5日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロングビーチ出身のプロ野球選手(投手)。右投左打。MLBのミルウォーキー・ブルワーズ所属。 経歴プロ入り前ロヨラ・メリーマウント大学在学時の2013年にはトミー・ジョン手術を受けている[2]。 翌2014年のMLBドラフト3巡目(全体104位)でセントルイス・カージナルスから指名されたが、この時は契約しなかった。 プロ入りとパドレス傘下時代2015年のMLBドラフト7巡目(全体207位)でサンディエゴ・パドレスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・パドレスでプロデビュー。A-級トリシティ・ダストデビルズでもプレーし、2球団合計で17試合に登板して2勝0敗1セーブ、防御率3.16、43奪三振を記録した。 2017年はルーキー級アリゾナリーグ・パドレス、A-級トリシティ、A+級レイクエルシノア・ストームでプレーし、3球団合計で21試合に先発登板して5勝0敗2セーブ、防御率2.63、44奪三振を記録した。 2018年はルーキー級アリゾナリーグ・パドレス、A+級レイクエルシノア、AA級サンアントニオ・ミッションズでプレーし、3球団合計で25試合に登板して2勝1敗1セーブ、防御率3.35、42奪三振を記録した。 2019年はA+級レイクエルシノア、AA級アマリロ・ソッドプードルズ[4]、AAA級エルパソ・チワワズでプレーし、3球団合計で39試合に登板して2勝2敗6セーブ、防御率3.86、87奪三振を記録した。 カブス時代2019年12月12日にルール・ファイブ・ドラフトでシカゴ・カブスから指名され、移籍した[5]。 2020年7月17日に40人枠から外れたことによりルール・ファイブ・ドラフトの規約でパドレスに戻ることになったが、カブスは金銭トレードによって同日中にメギルを再獲得した(返還義務が生じないマイナー契約扱いとなる。)[6]。この年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、メジャーにも昇格しなかったため、公式戦の登板は無かった。 2021年4月26日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[7]、同日のアトランタ・ブレーブス戦でメジャーデビュー[8]。この年メジャーでは28試合に登板して1勝2敗、防御率8.37、30奪三振を記録した。 ツインズ時代2021年11月30日にウェイバー公示を経てミネソタ・ツインズへ移籍した[9]が、同日中にノンテンダーFAとなった[10]。その後、28歳の誕生日となる12月5日にツインズとマイナー契約を結んだ[11]。また、12月にはNPBのオリックス・バファローズが新外国人候補にリストアップしているという報道があった[12]が、移籍は実現しなかった。 2022年は開幕を傘下のAAA級セントポール・セインツで迎え、5月21日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[13]。このシーズンは39試合に登板し、4勝3敗で防御率4.80という成績であった。 ブルワーズ時代2023年4月30日に金銭または後日発表選手とのトレードでミルウォーキー・ブルワーズに移籍した[15]。 投球スタイル
最速101.4mph[17](約163.2km/h)の力強い速球に加え、切れ味鋭いカーブを武器としている[12]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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