ノア・バームバック
ノア・バームバック(Noah Baumbach, 1969年9月3日 - )は、アメリカ合衆国の映画監督・脚本家。 来歴ユダヤ系の父親ジョナサン・バームバックは作家、母親ジョージア・ブラウンは映画評論家で、ニューヨーク市ブルックリンにて生まれる。ヴァッサー大学で学び、24歳の時にコメディ『彼女と僕のいた場所』を書き、監督としてもデビューした。 2000年代に入るとウェス・アンダーソンと数作品でタッグを組み、2004年の『ライフ・アクアティック』(アンダーソンが監督)では共同で脚本を執筆、2005年の監督作『イカとクジラ』ではアンダーソンが製作を務め、自身はアカデミー脚本賞にノミネートされる。また、2009年のアンダーソンが監督を務めたストップモーション・アニメーション映画『ファンタスティック Mr.FOX』では再び共同で脚本を執筆し、作品はアカデミー長編アニメ賞にノミネートされた。 2010年代に入ると監督作『ベン・スティラー 人生は最悪だ!』(2010年)に出演した女優のグレタ・ガーウィグとコラボレーションし、彼女が主演を務めた自身の監督作『フランシス・ハ』(2012年)と『ミストレス・アメリカ』(2015年)では共同で脚本も執筆した。 2019年の『マリッジ・ストーリー』が第92回アカデミー賞において作品賞と脚本賞にノミネートされたが、当時パートナーとなっていたガーウィグも自身の監督作『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019年)が作品賞にノミネートされており、アカデミー賞史上初となる現役パートナー同士の監督による作品賞争いとなった(結果は『パラサイト 半地下の家族』が受賞)。 私生活2005年に女優のジェニファー・ジェイソン・リーと結婚し、長男をもうけているが、2013年に離婚している。 2011年よりグレタ・ガーウィグと交際し、2019年3月に2人の間の第一子である男児をもうけた。 主な作品
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