ノルベルト・ムラーラ・ネト
ノルベルト・ムラーラ・ネト(Norberto Murara Neto、1989年7月19日 - )は、ブラジル・アラシャ出身のサッカー選手。アーセナルFC所属。元ブラジル代表。ポジションはゴールキーパー。 来歴クラブアトレチコ・パラナエンセ2003年にサッカーのキャリアをスタートさせたクルゼイロECからアトレチコ・パラナエンセに移り、2010年に渡伊するまでは同クラブに所属する。2009年8月16日にアレナ・ダ・バイシャーダで行われたカンピオナート・ブラジレイロのバルエリ戦でトップチーム、及びトップリーグにデビューを果たした。当時の同クラブ監督アントニオ・ロペスはロドリゴ・ガラットを正ゴールキーパーとして起用し、ネトのデビュー2戦目は同年11月29日のボタフォゴFR戦まで3ヶ月待たされることになった。2010年シーズンはアントニオ・ロペス監督がアヴァイFC、ポジション争いの相手であったロドリゴ・ガラットがリテックス・ロヴェチ[1]に移籍し、ネトは21歳にしてリーグ戦に全体において正ゴールキーパーとして活躍した。 フィオレンティーナ2011年1月17日にイタリア・セリエAのフィオレンティーナに完全移籍した[2]。移籍金は300万ユーロ[3]、5年契約を結んだ[4]。移籍初年度はセバスティアン・フレイ、アルトゥール・ボルツに次ぐ第3ゴールキーパーとしてトップチームに所属した。2012年4月29日、アタランタBC戦でセリエAデビューを果たした。2012-13シーズンはエミリアーノ・ヴィヴィアーノの控えGKとしてリーグ戦で6試合、カップ戦であるコッパ・イタリアに4試合出場した。2013-14シーズンは背番号がそれまでの89番から1番となり、開幕から正GKとしてプレーする。 ユヴェントス2015年7月3日、ユヴェントスFCへの移籍した[5]。契約は4年間。加入後は、絶対的守護神ジャンルイジ・ブッフォンを前にリーグ戦では多く出場機会を得られなかったため、カップ戦メインでの起用となった。2017年5月17日、コッパ・イタリア決勝ではスタメン出場し、良いセーブを見せ、優勝に貢献した[6]。 バレンシアCFFCバルセロナ2019年、ヤスパー・シレッセンと入れ替わる形でFCバルセロナに移籍した[8]。加入後は、正マルク・テア・シュテーゲンの控えに留まり、シャビ・エルナンデス監督就任後は構想外となった。 AFCボーンマス2022年8月7日、AFCボーンマスにフリー移籍で加入し、12か月の契約を結んだ[9]。加入当初こそはマーク・トラヴァースの控えだったものの、第4節リヴァプールFC戦でトラヴァースが9失点を喫して敗れると、翌節からレギュラーに定着。その後は怪我もあって一時離脱した時期もあったが、シーズン通して27試合に出場した。 アーセナルFC2024年8月30日、アーセナルFCへ期限付き移籍することが発表された[10][11]。加入後はカップ戦含めダビド・ラヤの控えであったが、2025年1月29日のUEFAチャンピオンズリーグ 2024-25 リーグフェーズ第8節・ジローナ戦にて初出場、2-1で勝利しノックアウトフェーズへのストレートインに貢献した。 代表2010年9月、国内リーグでの活躍と将来性からマノ・メネーゼス監督によってフル代表に招集される[12]。 2012年にはU-23代表としてロンドン五輪メンバーに選出され、グループリーグ2試合に先発出場。銀メダル獲得に貢献した。 2015年5月24日、コパ・アメリカ2015の代表メンバーに離脱したジエゴ・アウヴェスに代わって追加招集された[13]。 その後は定期的に代表に招集されていたが、2018 FIFAワールドカップではカッシオとの第3GK争いに敗れ、本大会のメンバー入りを逃した。 個人成績
タイトルクラブ
脚注
外部リンク
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