バウデン・フランシス
ロバート・バウデン・フランシス(Robert Bowden Francis, 1996年4月22日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州タラハシー出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのトロント・ブルージェイズ所属。 経歴プロ入りとブルワーズ傘下時代2017年のMLBドラフト7巡目(全体204位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名されプロ入り。 2019年まで傘下のマイナーチームでプレーしたが、メジャーへの昇格はなかった。 2021年はAA級ビロクシ・シャッカーズで開幕を迎え、その後AAA級ナッシュビル・サウンズへ昇格。2チーム合計で11試合に先発登板して7勝3敗、防御率3.62、65奪三振を記録した。 ブルージェイズ時代2021年7月6日にロウディ・テレスとのトレードで、トレバー・リチャーズと共にトロント・ブルージェイズへ移籍した[1]。移籍後は傘下のAAA級バッファロー・バイソンズで14試合(先発13試合)に登板して6勝4敗、防御率4.19、71奪三振を記録した。オフにルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠に登録された[2]。 2022年4月25日にメジャーへ昇格し、27日のボストン・レッドソックス戦に救援登板してメジャーデビューを果たした。6月18日に40人枠を外れ、マイナー契約となった。 2023年6月6日にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入りした[3]。この年はメジャーで20試合に登板して防御率1.73、35奪三振を記録した。 2024年は開幕から先発ローテーションの一角として起用された。8月19日にプレイヤー・オブ・ザ・ウィークに選出される[4]と、同月24日のロサンゼルス・エンゼルス戦では8回までノーヒットノーランの好投だったが、9回先頭のテイラー・ウォードに初安打となるソロ本塁打を浴び降板した[5]。これらの投球により、8月度のピッチャー・オブ・ザ・マンスを受賞した。 9月11日のニューヨーク・メッツ戦では再び8回までノーヒットノーランの好投をみせたが、9回先頭打者のフランシスコ・リンドーアに初安打となるソロ本塁打を浴び、またしても大記録を逃した。 人物名前の由来はカレッジフットボール指導者のボビー・バウデン[6]。 母親は2014年に乳癌で死亡した。弟のハリソンも野球選手で、2017年のMLBドラフト4巡目でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名された[7]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
表彰
背番号
脚注
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