『バントマン』は、2024年10月12日から12月21日まで東海テレビ制作・フジテレビ系列の「土ドラ」枠で放送されたテレビドラマ[1]。主演は鈴木伸之[1]。
あらすじ
キャスト
主要人物
- 柳澤大翔(やなぎさわ ひろと)〈33〉
- 演 - 鈴木伸之[1](幼少期:山田忠輝[2])
- 元プロ野球選手。中日ドラゴンズに所属。背番号は23。愛知県出身。野球一筋の人生を送ってきたが、突然戦力外通告される。その後櫻田にスカウトされ、イニングナイングループ社SBO部の社員になる。
イニングナイングループ社
- 根鈴華(ねれい はな)〈38〉
- 演 - 倉科カナ[3](幼少期:前田花[4] → 川口秋妃[5])
- 総務部の社員だったが、社員の福利厚生のために作られたSBO(シークレット・ベネッフィット・オーガニゼーション)部のヘッドに抜擢される。
- 藤堂俊介(とうどう しゅんすけ)〈45〉
- 演 - 平原テツ[3]
- SBO部社員。ムードメーカー。
- 吉岡葉留樹(よしおか はるき)〈25〉
- 演 - 阿久津仁愛[3]
- SBO部社員。一番冷静で年上女性によく可愛がられる。
- 梶間響子(かじま きょうこ)〈23〉
- 演 - 石川瑠華[3]
- SBO部社員。最年少でデータを重視する。スワローズファン。
- 末松透子(すえまつ とうこ)〈40〉
- 演 - 福田ユミ[3]
- 社長秘書。
- 櫻田誠一郎(さくらだ せいいちろう)〈65〉
- 演 - 坂東彌十郎[3]
- 代表取締役社長。野球オタク。毎年のトライアウトには、必ず顔を出している。
中日ドラゴンズ
- 真鍋義信(まなべ よしのぶ)〈27〉
- 演 - 和田雅成[3]
- 元育成契約選手。背番号は219。大翔の後輩。大翔と同じタイミングで戦力外通告を受ける。
- 七海真矢(ななみ しんや)〈20〉
- 演 - 生田俊平[3]
- 新人王を獲得した期待のルーキー。背番号は0。大翔の後輩。
周辺人物
- 柳澤絵里子(やなぎさわ えりこ)〈66〉
- 演 - 朝加真由美[3]
- 大翔の母。大翔の一番のファン。喫茶店「東風」を経営している。
- 柳澤大喜(やなぎさわ だいき)〈66〉
- 演 - モロ師岡[3]
- 大翔の父。元高校球児。性格は無口で頑固。
- 柳澤直斗(やなぎさわ なおと)〈9〉
- 演 - 小山蒼海[3]
- 大翔の1人息子。名古屋の少年野球チームに所属。
- 根鈴霞(ねれい かすみ)〈64〉
- 演 - 熊谷真実[3]
- 華の母。華が小学6年の時に夫と離婚してから華を1人で育ててきた。長年洋食屋「かすみ亭」を営んでいたが、コロナ禍により休業している。
ゲスト
第1話
- 池前篤郎
- 演 - 福澤重文[6](第3話)
- 大の野球好きで大翔のファン。実は芹澤が社長を務める会社の社員であることが第3話でわかる。
- 球団本部長、スタッフ
- 演 - 本郷弦[7]、神原哲
- 大翔に契約更新できないことを伝える。
- 記者
- 演 - 土佐和成[8]
- 送りバントした大翔にインタビューするスポーツ紙記者。
- 上田
- 演 - 川守田政人[9]
- 総務部の華の上司。
- 柳澤千尋
- 演 - うえきみゆ[10](最終話)
- 大翔の妻。突然倒れ、そのまま亡くなる。
- 受付
- 演 - 濱岡小百合[11](第7話)
- イニングナイングループ社受付。
- スタジアムMC
- 演 - 里中ユウスケ[12](第4話 - 第6話・第10話・最終話)
- 実況アナウンサー
- 声 - 庄野俊哉(東海テレビアナウンサー、第6話・第7話・第10話・最終話)
- 野球中継の実況アナウンサー。
第2話
- 新垣裕香(あらがき ゆうか)
- 演 - ハマカワフミエ[13]
- イニングナイングループ社 コーポレート事業部社員。結婚して子どもがいるワーキングマザー。脚本家になる夢を諦めきれず、シナリオコンテストに応募し続けている。
- 新垣健一
- 演 - 阿部翔平[14]
- 裕香の夫。裕香が脚本家を目指すことに理解がなく、仕事を理由に家事育児にもあまり協力的ではない。
- 社員
- 演 - 松平春香[15]
- イニングナイングループ社 コーポレート事業部社員。
- 新垣瑠美〈5〉
- 演 - 本田都々花[16][注 1]
- 裕香と健一の娘。
第3話
- 宮原昭則
- 演 - 遠山俊也[17]
- 奈月の父。しらかば製紙の係長。実は菜月と一緒に推し活している。以前は小さな印刷工場を営んでいたが廃業している。
- 芹澤
- 演 - 川﨑麻世[18]
- しらかば製紙の得意先の社長。彼が主催する娘・美奈子の誕生日パーティーに宮原昭則が出席することになる。
- 宮原菜月
- 演 - 山田愛奈[19](幼少期:秋山加奈[20])
- イニングナイングループ社 営業企画部の社員。アイドルグループ「KissBee」のファンで推し活している。
- 藤井
- 演 - 吉岡睦雄[21]
- しらかば製紙の課長。宮原昭則の上司。昭則の推し活を「キモい」とバカにしている。
- ファミレス店員
- 演 - はしもとめい[22]
- 大翔の怪しい挙動をいぶかしがる店員。
- 同僚
- 演 - 西隼人[23]
- しらかば製紙の社員。
- 芹澤美奈子
- 演 - 伊藤優[22]
- 芹澤社長の娘。誕生日パーティーでバイオリンを演奏する。
- KissBee
- 演 - 本人[24]
- 宮原親子が推し活している人気アイドルグループ。
第4話
- 垣沼望
- 演 - 吉田健悟[25]
- イニングナイングループ社 広報部社員。妻が同期の畑中と浮気していると思っており、離婚を考えている。
- 垣沼百合亜
- 演 - 南部麻衣[25]
- 望の妻。イニングナイングループ社 広報部社員。
- 畑中宗成
- 演 - 入江甚儀[26]
- 垣沼夫妻と同期入社の宣伝部社員。夫妻と仲が良く、結婚のお祝いもしている。
- 職員
- 演 - 浦井のりひろ[27](男性ブランコ)
- 洸東区役所戸籍住民課職員。
- 南
- 演 - 竹井洋介[28]
- イニングナイングループ社 広報部社員。広報部ボウリング大会で開会の挨拶をする。
- インタビュアー
- 演 - キャサリン・L
- 垣沼百合亜の取材をするインタビュアー。
- 社員
- 演 - 五十嵐山人[29]、岩永光佑[29]
- イニングナイングループ社 広報部社員。ボウリング大会で垣沼夫妻の噂話をする。
第6話
- 北村将〈45〉
- 演 - 宮下貴浩[30](第8話)
- 閑職に追いやられているイニングナイングループ社 お客さまサポート部社員。優秀で入社1年目で経営戦略室に配属されたが、5年前から総務部、今年に入って現在の部署に異動している。早期退職を考えている。
- 友田
- 演 - 國分亜沙妃
- お客さまサポート部社員。北村の同僚。
- 社員
- 演 - 小西貴大、須賀田敬右[31]
- イニングナイングループ社の社員。
- 男性
- 演 - 赤松新
- 大翔らが参加する子ども野球教室のスタッフ。
- 上司
- 演 - 潟山セイキ[32]
- 北村の上司。
- 峰竜太
- 演 - 本人[33](特別出演)
- テレビ番組「ドラHOT+」のMC。
- 山本昌
- 演 - 本人[33](特別出演)
- 野球解説者。「ドラHOT+」の出演者。
- 篠田愛純
- 演 - 本人[33](東海テレビアナウンサー)
- 「ドラHOT+」のMC。
第7話
- 藤堂絢音
- 演 - 住田萌乃[34](第6話、幼少期:長谷川澪[35])
- 俊介の中学生の娘。両親が離婚してから母親と暮らしている。ある日突然、父の職場を訪ねてくる。
- 杉田睦実
- 演 - 永瀬未留[36]
- イニングナイングループ社 営業部の派遣社員。社員に名前を覚えてもらっていないが、間違った名前で呼ばれても訂正せずに返事をする。
- 伊吹
- 演 - 岩戸秀年[37]
- 弁護士。藤堂の離婚した元妻と近々再婚する予定。
- 社員
- 演 - 神田聖司
- イニングナイングループ社 営業部社員。杉田のことを間違って杉谷と呼ぶ。
第8話
- 田中柊人〈23〉
- 演 - きづき[38]
- 梶間響子をストーキングしている人物。実はイニングナイングループ社経営戦略室の社員。
- 芋川出
- 演 - 岡田圭右[39](ますだおかだ、第9話)
- 梶間の師匠。ネットに「全高校野球の歩くスコアブック ポテトリバー」というサイトを開設している。
第9話
- 茂上次晴(もがみ つぎはる)〈65〉
- 演 - 佐野史郎[40]
- 櫻田社長の知人の紹介で、1年前から社長の運転手をしている。優秀だが、この1ヶ月で2度事故を起こしており、秘書の末松は体調不良を疑っている。櫻田社長と同い年で、当時野球の強かった千葉海ヶ丘高校出身。
- 医師
- 演 - 中野剛[41]
- 大翔たちが目の検査にかかる「徳丸村中眼科」の医師。茂上に緑内障だと告げる。
- 店員
- 演 - 市原茉莉[42]
- 茂上が弁当を買う弁当屋「まごころ大高」店員。
第10話
- 相島幸平
- 演 - 山崎樹範[43]
- 柳澤直斗が所属する少年野球チームの監督。
- 住吉
- 演 - 坂本文子[44]
- 少年野球チームのメンバーの保護者。大翔のファン。練習を見に来た大翔に「子どもたちに野球を教えて欲しい」と頼む。
- 少年
- 演 - 吉浦凜星、横井仁
- 大翔に握手を求める少年たち。
最終話
- 佐々木健吾
- 演 - おいでやす小田[45]
- 中日ドラゴンズ 広報職員。
- 記者
- 演 - 中川晴樹、辻本みず希
- 新球団「イニング9バスターズ」の監督就任会見に集まった記者たち。華に厳しい質問をする。
スタッフ
放送日程
話数
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放送日
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サブタイトル
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脚本
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演出
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地上波[48]
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配信[49]
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第1話 |
10月12日 |
戦力外元ドラゴンズの強打者 復活のカギはバント⁉ 魂揺さぶるヒーロー |
フルスイングこそふさわしい |
矢島弘一 |
千葉行利
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第2話 |
10月19日 |
初バント 夢追う母親に打席回せ 試される真の犠牲心とヒーローの熱き想い |
打席に立て!!
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第3話 |
10月26日 |
いつまで会社の犠牲になるの? 父娘の絆を取り戻せ!! 推し活の先にある愛 |
僕の推しの選手
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第4話 |
11月02日 |
職場結婚の悲しい末路 妻の本音と夫の嫉妬!? 今夜もヒーローが喝 |
レギュラーを守るには |
丸谷俊平
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第5話 |
11月09日 |
母のため犠牲を選ぶ娘の苦悩… ベテラン投手の攻略は情熱で心揺さぶれ!! |
ヘッドの苦悩
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第6話 |
11月17日 |
人生の逆転ホームランとは!? 夢をあきらめた後輩へ 涙のチャンステーマ |
ヒーローからの応援歌
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第7話 |
11月23日 |
空振りで緊張をほぐすセンス!? 笑顔でチーム鼓舞する 父が届ける娘への愛 |
退場宣告の本当の意味 |
富安美尋 |
千葉行利
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第8話 |
12月01日 |
同僚をストーカーから救う? スコアラーへの感謝とスコアブックの意義 |
刻め!!スコアブック |
丸谷俊平
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第9話 |
12月07日 |
長年続く友情と仕事の引き際…往生際の悪い打球とは 送る側の固い決意!! |
引退のタイミング |
矢島弘一 |
千葉行利
|
第10話 |
12月14日 |
父VS息子 真剣勝負の野球対決!! 受け継がれる熱い魂と心のキャッチボール |
父子の野球対決 |
丸谷俊平
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最終話 |
12月21日 |
引退?ヒーローまさかの選択 スランプ脱出に必要な四番打者の強い覚悟 |
四番打者の覚悟 |
千葉行利
|
脚注
注釈
出典
外部リンク