(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV YouTube チャンネル
活動期間
2014年 3月16日 - ジャンル
スポーツ 登録者数
約126万人 総再生回数
約26億4300万回
登録者100,000人
登録者1,000,000人
2022年
チャンネル登録者数・総再生回数は000000002023-12-25-0000 2023年12月25日 時点。 テンプレートを表示
プロ野球チャンネル パ YouTube チャンネル
活動期間
2009年 6月11日 - ジャンル
スポーツ 登録者数
約46万人 総再生回数
約9億9200万回
登録者100,000人
チャンネル登録者数・総再生回数は000000002023-12-25-0000 2023年12月25日 時点。 テンプレートを表示
パ・リーグTV (パ・リーグ ティーヴィー)は、パシフィックリーグマーケティング が運営し、日本プロ野球 のパシフィック・リーグ (パ・リーグ)の試合を動画配信するインターネットテレビ サービスである[ 1] 。略称は「パテレ 」「パTV 」[ 2] 。
概要
古くから日本におけるプロ野球中継 はテレビ放送を主体としているが、相対的な中継数の減少を受けて、パ・リーグの各球団は普及が進んでいるインターネット を活用した動画配信サービスを行うことになった。
当初はソフトバンク (福岡ソフトバンクホークス の親会社)の連結子会社・GTエンターテインメント[ 注 1] と提携し、ソフトバンクグループに当たるYahoo! JAPAN 内の『Yahoo!動画』にてパ・リーグの公式戦(クライマックスシリーズ を含む)、及びセ・パ交流戦 のうちパ・リーグ側の主管ゲームの全試合を無料で配信した。
2004年 の西武ライオンズ (当時)を初めとして、配信を行う球団は年々増加。
2007年 5月14日 にはパ・リーグの各球団が出資する「パシフィックリーグマーケティング株式会社」が設立され、全球団のゲームが配信されるようになった。
2008年には従来型携帯電話による生中継配信サービス「プロ野球24」が開始された。
2010年 3月19日 にはYahoo!動画とGyaOが統合されたのを機に、有料会員制の『パ・リーグライブTV 』と題した独自のウェブサイト を開設[ 3] 。また、この翌年・2011年 からはオープン戦 もラインナップに組み込まれた(本拠地以外の地方開催時は、その一部を除く)。
2012年 には現在の『パ・リーグTV 』に改題[ 4] し、パソコンのほかスマートフォン ・タブレット 端末・VOD にも対応した。パソコン版は3試合同時に視聴することができるなど、バージョンアップが施された[ 注 2] 。配信はFlash Video 形式で、ウェブブラウザ を介して視聴する形式となる[ 5] 。
2015年に富士通 と提携し、動画検索を更に向上させた映像検索視聴技術を導入した[ 6] [ 7] [ 8] 。
なお、従来型の携帯電話 向けの配信サービスは『プロ野球24 』と称している。NTTドコモ とソフトバンク の一部の機種に対応しており、au の端末からは利用できない(通信容量に制限があるため)。
2024年 3月からはPLAY との共同開発により、テレビアプリをリリース。Android TV とAmazon Fire TV に対応した[ 9] 。
制作体裁
映像は、どの球団とも公式のものが使用されているため、以下の各テレビ中継と全く同じ映像が流れる。番組単位の概要や出演者についても、各番組の当該項目を参照のこと。
交流戦(交流戦のカードのみ)
備考
沿革
Yahoo! 時代
2004年 - Yahoo!動画(現在のGYAO! )にて、西武ライオンズ (現・埼玉西武ライオンズ)の主催ゲームを配信開始。ビットレート は759kbps。
2005年 - 福岡ソフトバンクホークス の主催ゲームを配信開始。
2006年 - 西武の試合配信を一旦終了。北海道日本ハムファイターズ の主催ゲームを配信開始(シーズン途中から)。
2007年
5月14日、現在の運営会社・パシフィックリーグマーケティング株式会社設立。
東北楽天ゴールデンイーグルス と千葉ロッテマリーンズ の主催ゲームを配信開始。
画面の外周に枠が付き、映像が一回り小さくなった。また、イニング間にCMが挿入されるようになった。
2008年
ドコモ・ソフトバンクの従来型携帯電話 向けの『プロ野球24』を提供開始。
オリックス・バファローズ の主催ゲームを配信開始。また、西武主催ゲームの配信を再開。これにより、リーグ全6球団の中継がラインナップに出揃う。
この年には、「パ・リーグ 熱球ライブ! 」という独自のサブタイトルが設定されていた。
本拠地以外の地方にある球場で開催される試合を順次配信開始[ 注 3] 。
2009年
9月7日 - Yahoo!動画がGyaO!に統合されたため、Yahoo!スポーツ内のコンテンツとして編入。
この年にも、「パ・リーグ試合無料中継 」という独自のサブタイトルが設定されていた。
備考
試合中は常時1万件前後のアクセスを記録しており、多いときには6万件以上ものアクセスがあった[ 注 4] 。
視聴には、あらかじめP2P のシステムを応用したアプリケーション『BBブロードキャスト』をダウンロードしておく必要だった。
これに加え、2008年からはWindows Media Player を介して視聴する低画質版(同年は100kps、翌年以降は300kps)の配信も行われた。
パ・リーグライブTV 時代
2010年 - Yahoo!動画のGyaO!への統合などの諸事情を受け、有料会員制の『パ・リーグライブTV』に移行。
2011年 - オープン戦を配信開始(一部を除く)。
パ・リーグTV 時代
2013年 - パシフィックリーグオフィシャルスポンサー(特別協賛)に就任したモブキャスト が同サイトも協賛スポンサーとなり名称を「パ・リーグTV Supported by Mobcast」に改める。またFOXで放送される二軍戦や、交流戦に限り巨人・阪神・中日(3試合のみ)の主催試合も見られるようになった(巨人戦は日テレオンデマンド 、阪神戦は虎テレとの相互乗り入れとなり、当該サービスでは当該チームがビジターとなる交流戦が配信される)
2018年 3月 - パーソル 社が協賛スポンサーとなり、名称が「パーソル パ・リーグTV」に。開幕戦が行われる30日からはマルチアングル配信が行われている。
2020年 8月10日 - アメリカのスポーツ専門チャンネル「FTF」と米国内でのライブ配信を前提としたパートナーシップ契約に合意[ 10] 。
2022年 7月12日 - サイトをパ・リーグ.comとして大幅リニューアルした。ライブ配信を視聴中に個人成績や各種データに加え、一球速報が閲覧できるようになった[ 11] 。
2024年
3月21日 - テレビアプリをリリース。リリース時点ではAndroid TV とAmazon Fire TV に対応している[ 9] 。
5月27日 - 交流戦に限り横浜DeNAベイスターズ との間で映像の相互利用を実施。これにより、パ・リーグTVと各パ・リーグ6球団のSNS 並びにYouTube ではDeNA主催試合における切り抜き動画やハイライト映像を利用できるようになった(試合自体のライブ配信は実施しない)[ 12] 。
5月28日 -中南⽶・カリブ野球専⾨チャンネル「One Baseball Network」と中南⽶・カリブ国内における2024年のパ・リーグ主催試合放映・配信パートナーシップ契約に合意。[1]
その他
延長時間は、いずれのカードも最大で23時58分までに設定されている。
著作権 の都合により、前述の各番組で使われているテーマソング、および球場内でBGMが流れている間は、音楽が被せられていた(2008年10月に解消)。また、楽天主催ゲームではあわせて実況と解説者の声もカットされていた(2008年4月中旬に解消)。
『パ・リーグライブTV』としてのサービス初日となった2010年 3月20日 (開幕戦)には、想定数以上のアクセス数があったために回線トラブルが発生した。
救済措置として、3月中に加入申し込みを行った者向けに4月末まで無料配信の期間を延長し、また1試合ごとの購入者も視聴料金の返還ともう1試合を無料で視聴できるようになった。同年4月5日 には再び回線トラブルが発生したため、無料配信はさらに期間が延長され、8月上旬まで行われていた。
2011年 には東日本大震災 が発生した影響により、西武およびロッテ主催試合の一部が平日のデーゲーム開催に変更されたため、一定期間のみ生中継に加え録画されたものも配信 された。
2012年 6月17日 、回線トラブルでリアルタイムで見られない状況となった。
2015年10月には女子ゴルフトーナメントの『富士通レディース 』を配信。『パ・リーグTV』がプロ野球以外のスポーツを配信したのはこれが初めてであった[ 13] 。
2017年 11月10日 - 11月12日 、千葉ロッテ対チャイニーズ・タイペイ代表 の親善試合を国内独占配信した[ 14] 。
YouTube
パ・リーグTVはYouTubeチャンネル『(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV 』を持っており、試合終了後にハイライトを中心に試合の中での特徴的なシーンや選手のベストシーン(バックのBGMは『Pump it Up!』)などが順次アップされている。また、オフシーズンにも様々な企画が配信されており、シーズンの珍プレー集や選手との対談などが企画されている。
『(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV 』は2022年6月11日にチャンネル登録者数100万人を突破。スポーツチームやリーグなどが運営する公式チャンネルとしては、日本で初めての快挙とされている。[ 15]
グッズ
『パ・リーグTV Shop』を運営しており、オリジナルグッズが販売されている。
「パテレ行き」 と書かれたタオルを販売している。これは、野球観戦の際にタオルを掲げて応援していると、パ・リーグTVの動画に採用してもらえる権利を得ることができる というもの。当初は、2022年6月にパ・リーグTVのYouTubeチャンネル登録者数100万人を記念した野球観戦チケットの限定グッズとして配布された。150組限定商品だったが1万人以上の応募があったため、2023年2月には期間限定販売を行ったものの、こちらもわずか1時間で完売[ 16] 。2023年は各球団とコラボレーションをしたタオルが一般販売されている[ 17] 。
脚注
注釈
^ 後に、同じく連結子会社のTVバンク に移管。
^ 「メイン」・「サブ1」・「サブ2」と称した3つの画面を表示できる。音声は「メイン」のみ流れる。
^ 4月2日 の北九州市民球場 でのソフトバンク対ロッテ戦など。東京ドーム での日本ハム主催ゲームはこれ以前から配信されていた。
^ 過去最多となったのは2008年の清原和博 の引退試合(オリックス対ソフトバンク)で、最大同時視聴者数は68,689人、総視聴者数は157,244人を記録した。
出典
関連項目
スポナビライブ :2016年からソフトバンクが行っているスポーツ動画配信サービス。後述するDAZNにほとんどのコンテンツを移行し、2018年5月末日をもってサービス終了。
DAZN :2016年から行っているスポーツ動画配信サービス。サービス開始当初、プロ野球については広島戦及びDeNA戦のみ配信していたが、スポナビライブのコンテンツ移行に伴い、それ以外の試合も配信するようになった。但し放映権の関係から年度によってセ・リーグ の一部球団主催試合は配信されていない。
楽天イーグルスTV :2005年から2009年まで楽天 が独自に行っていた動画配信サービス。2007年からは当サイトと同内容の番組が配信された。
ニコニコ生放送 :ニコニコ動画 による生配信サービス。楽天・福岡ソフトバンク・横浜DeNA の主催ゲームを配信している。
NOTTV :「NOTTVプロ野球」のタイトル行う野球中継のうち、パ・リーグ球団主催試合は本番組と同一内容を放送。2016年6月末日をもってサービス終了。
ABEMA バズ!パ・リーグ :2020年からインターネットテレビ のABEMA (ABEMA NEWSチャンネル )にて配信している、パ・リーグ専門のプロ野球情報番組。本サービスから提供された試合映像などを同番組にて使用している。
外部リンク