ヒロシマ 原爆投下までの4か月
『ヒロシマ 原爆投下までの4か月』(原題 HIROSHIMA)は日本、アメリカ、カナダ、三国の合同制作によるテレビドラマシリーズである。広島市への原子爆弾投下から50年が経ったことを機に制作された。VHS発売時には『ジ・エンド・オブ・パールハーバー HIROSHIMA』『破滅への道(前編)』『運命の日(後編)』というタイトルがついた。 日本では、1996年8月5日から同年8月8日まで4回に渡ってNHK総合で放送された。 概要第二次世界大戦末期の1945年のルーズベルト大統領死去によりトルーマン大統領就任から終戦までの4か月の間のマンハッタン計画の全容を日米双方の政府の視点により描く。 1996年にはエミー賞を受賞した。 あらすじ1945年4月、トルーマンはルーズベルト死去により大統領に就任する。アメリカ政府は日本の本土決戦により想像以上の軍の犠牲を出しており、予てより秘密裏に進めていた核兵器開発の最終段階まで進んでおり、戦争終結のために使用するか議論がされていた。一方日本政府はルーズベルト死去により戦局が有利になると軍部は過信し、このまま一億玉砕をしてでも戦い抜くことを推し進める。その最中、大統領となったトルーマンも日本の首相鈴木も天皇裕仁でさえもこれ以上の犠牲を出さずに和平交渉は出来ないと模索するのだが、日米双方の歯止めが利かなくなってしまった軍部の圧力により、運命の時が次第に近づいてゆく。 キャスト※括弧内は日本語吹き替えのキャスト
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