フォルクスワーゲン・キャディキャディ(Caddy)はフォルクスワーゲンが開発・生産・販売する商用車またはLAVである。 概要初代は1980年登場。当初はピックアップトラックだったが、フルゴネット型のライトバンが追加され、その後ミニバンの屋根をさらに高くした現在のトールワゴン型に至る。 歴史初代(1980年-1995年 type 14)初代ゴルフをピックアップトラックに仕立てたもの。 北米へはラビット・ピックアップとして輸出された。ラビットは北米でのゴルフの名称。
2代目(1996年-2004年 type 9U/9KV)VW・ポロ、セアト・インカ、シュコダ・フェリツィアなどをベースにピックアップトラック、フルゴネット型ライトバンとしたもの。 9Uがピックアップトラック、9KVがバンである。
3代目(2005年-2020年 type 2K)
ピックアップトラックとフルゴネットは廃止され、両側のリアドアをスライド式とした5ドアバンとなった。 ホイールベースと全長を延長した「キャディ マキシ」や、乗用車仕様(MPV/LAV)の「キャディ ライフ」/「キャディ マキシライフ」も設定された。 2007年より 東京渋谷区にある輸入車販売会社のルパルナスが、マキシのディーゼルモデルを欧州より並行輸入している。 2010年7月21日、欧州にて大幅改良を実施[2]。フロントマスクをゴルフと共通のデザインイメージに変更したほか、全車に新しいESPが標準装備された。ディーゼルターボエンジン「TDI」やガソリンターボエンジン「TSI」が搭載される。 2015年2月4日、欧州にて再び大幅改良を実施[3]。メーカーは4代目と称しているが、実質的にはフルモデルチェンジではない[4]。フロントマスクが改良されたほか、安全装備が強化された。 2015年9月11日、フランクフルトモーターショーにて「キャディ・オールトラック」を初公開すると発表した[5]。2016年に販売を開始。車体裾とホイールアーチに樹脂製クラッデングパネルが装備される。
4代目(2020年- )2020年3月、ドイツにて4代目となる[注 1]新型キャディを発表[6]。MQBプラットフォームをベースとし、「キャディ マキシ」と呼ばれるロングボディ版も設定される。 2020年9月2日、純正キャンパー仕様である「キャディ・カリフォルニア」を初公開した[7]。 フォード・モーターとの提携の結果[8]。フォードへのOEM供給が行われ、トランジット コネクトとして販売が行われている。
脚注注釈
出典
関連項目
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