プレステージ (アダルトビデオ)
有限会社プレステージ(PRESTIGE)は、東京都渋谷区に本社を置くアダルトビデオメーカー。 概要絶対的美少女メーカー、そして完全独立系を謳うインディーズAVメーカー。2002年の設立当初は「エスカレートするド素人娘」、「過激生素人」(後に「新過激生素人」に改題)、「ブリーディングクラブ」、「ちゅーぼーいえで体験記」(後に「じゅーだいいえで体験記」に改題)などをリリースしていた。2005年に入ると、専属単体女優「P-Girls」5人を一斉デビューさせるなど一躍注目を浴びるも不発に終わる。 しかし、直後に発売したシリーズ「初撮りバイブル」、「Tokyo流儀」、「ウリをはじめた制服少女」などが爆発的なヒットを連発する。2006年には多人数出演作品や総合販売の作品にも力を入れ始め、どれも売れ筋のタイトルとなり、この当時、業界で最も勢いのあるメーカーとなった。2007年「WATER POLE」シリーズにスペシャル版を出すなど、ギャル=PRESTIGEとしての認知度が高まる。更に女子校生作品の中では業界NO.1のヒットシリーズとなった「REC」の9、13などが爆発的なヒットを記録する。また、女子大生作品、OL作品、そして単体作品「ZERO」シリーズも発表されている。内容はノーマルなハメドリながら月に約150人と面接し、出演女優のレベルを上げ「素人=かわいくない」という当時の常識を覆し、徐々にライトユーザーを確保し、売り上げを上げていった[1]。『NAO DVD』(2009年9月号)では、やり方はエスワンと対極ながら、「かわいい子のセックスが見たいというAVの基本を押さえている」共通性があると解説されている[1]。 出版業界との関係も強化し、多大な影響を与えつつある[2]。レンタルDVD、携帯サイトと他分野にも進出している。さらに2009年10月から明日花キララと専属契約。2010年1月から明日花キララとバッファロー吾郎のラジオ番組「キラキラ吾郎」がラジオ大阪でスタート。様々なメディアと連携をはかり、売り上げの拡充を図っている。 2012年に創立10周年[3]を迎えるのにあわせ、専属女優による記念作品がリリースされている。 2019年9月、アダルトグッズ「プレステージカップ」発売。 2021年2月25日、3月末日をもって通販サイトFANZAがプレステージ、DOCなどプレステージグループ作品の動画配信販売[4]、DVDなどの通信販売の終了を告知した[5][6]。プレステージ側も八掛うみを広告に起用し、4月1日からのMGS動画利用を促す動画を作成している。FANZAから引き揚げた一方、この時期よりU-NEXTでの作品配信を開始[7]。 2022年4月27日 - 5月10日、「既成概念に囚われず、個性がリスペクトされる自由なファッション」をテーマに掲げ、ジェンダーレス・アイテムや限定アイテムなど取り扱うポップアップショップ『PRESTIGE APPAREL POP UP SHOP』を渋谷パルコ3階に出店。出店期間は、プレステージ専属女優も店頭で接客を行う[8][9]。 同年8月24日、スマートフォンサイトからでも商品の注文、購入が可能となるよう公式サイトをリニューアル[10]。 2019年の広報担当者インタビューによると「一番の強みは発掘力」と述べており[11]、タレント性ある女優の起用よりも「『目立たないけどかわいい子』、『芸能人以上のかわいさを持つ素人』」の起用に力を注いでる」[11]。出演ハードルを下げる意味もありMGS動画ではシリーズ化しているドキュメント系の企画モノも多い[11]。キャスティングの専属契約面接の合格率は1%~2%[12][13]と言われる。 レーベル・シリーズ
グループメーカー最強属性(2016年9月 - ) - 監督を主にCP田園がつとめる。
過去
主な出演女優専属・デビュー
過去
その他
メディア展開提供番組に専属女優を出演させる形でメディア展開を図っていた。 テレビ
ラジオ
ムック本メーカー提供の写真と映像のみで一冊にするというメーカー系成人向け雑誌の先鞭となる[22]。いずれも書籍部分は2ケタ台に留まり、厚みの大半はDVDケースと保護のための段ボールである。
このほか電子書籍(おもに専属女優の写真集を配信)レーベルとして「プレステージ出版」を持つ。 グループ会社
脚注注釈
出典
関連項目外部リンク |