マリア・シュラーダー
マリア・シュラーダー(Maria Schrader, 1965年9月27日 - )は、ドイツの女優、脚本家、映画監督である。監督作としては2007年の映画『不倫時間』やプライムタイム・エミー賞リミテッドシリーズ監督賞を受賞した2020年のミニシリーズ『アンオーソドックス』などがある。出演作には国際的に成功したテレビシリーズ『ドイツ1983年』(2015年)で知られる[1]。 生い立ちハノーファーで生まれ、ウィーンのマックス・ラインハルト演劇学校で学んだ。 キャリア1999年の映画『Aimée & Jaguar』で第49回ベルリン国際映画祭銀熊賞を獲得した[2]。1990年代には他に監督を務めた『盗聴2』(1995年)や脚本を務めた『ショコラーデ』(1998年)がある。『盗聴2』、『ショコラーデ』は共に当時交際中であったダニー・レヴィとの共作である。 2000年に第50回ベルリン国際映画祭の審査員を務めた。 史上初めてアメリカで放送されたドイツ語のテレビドラマ『ドイツ1983年』(2015年)ではマルティン・ラウチの叔母を演じた[3]。またイギリスでは2016年初頭にチャンネル4で放送されて人気を博した[4]。 2020年にシュラーダーはNetflixのミニシリーズ『アンオーソドックス』を監督し、プライムタイム・エミー賞リミテッドシリーズ監督賞を受賞した[5]。 私生活ユダヤ系の役を演じることが多く、また監督・脚本作にもユダヤ系のキャラクターが登場することが多いが、彼女自身はユダヤ人ではない[6]。 主なフィルモグラフィ映画
テレビシリーズ
参考文献
外部リンク |