ミゲル・ディアス=カネル
ミゲル・マリオ・ディアス=カネル・ベルムーデス(スペイン語: Miguel Mario Díaz-Canel Bermúdez, 1960年4月20日 - )は、キューバの政治家。キューバ共産党第一書記(最高指導者)、大統領[1]、人民権力全国会議代議員。 国家評議会第一副議長、閣僚評議会第一副議長を歴任。キューバ首脳部の中では強硬派と見られており[2]、キューバ革命後に生まれた「キューバ革命未体験世代」の筆頭格とされている[3]。日本語ではディアスカネルとの表記もある[4]。 来歴1982年、電気技師としてキューバ革命軍に入隊し、1985年に除隊した[5]。 1985年4月、ラス・ヴィラ中央大学マルタ・アブレウ校の教授として勤務し、1987年にキューバ青年共産主義連盟に所属し、二等書記官としてニカラグアに赴任した[6]。 1989年、キューバに帰国。1990年から1991年にかけてロベルト・ロバイナ第一書記の下で第二書記となり、同時に国家評議会のメンバーを務めた。 1993年、キューバ共産党に入党し、1994年にビジャ・クララ州党委員会第一書記に任命された[5]。 2003年、党中央の政治局員に昇格し、同時にオルギン州党委員会第一書記に任命された[7]。 2009年5月、高等教育大臣に就任し、2012年3月22日には閣僚評議会副議長に就任した[8]。 2013年2月24日、国家評議会第一副議長兼閣僚評議会第一副議長に就任[9]。 2018年4月19日、国家評議会議長兼閣僚評議会議長に就任した[10]。 2019年10月10日、4月の新憲法で設置された大統領に選出[11]。 2021年4月19日、共産党第8回党大会にて引退を表明したラウル・カストロに代わる第一書記(最高指導者)に選出[12]。 2023年4月19日、議会における議員投票で97.66%の賛成を得て大統領に再選[13]。 活動
人物
脚注
|