ミック・ジョーンズ (フォリナー)
ミック・ジョーンズ(Mick Jones、1944年12月27日 - )は、イギリスのギタリストであり、アメリカで結成されたフォリナーの創設メンバーである。本名マイケル・レスリー・ジョーンズ。 同じイギリスのギタリスト、ザ・クラッシュのミック・ジョーンズとは別人(本名のミドルネームが異なる)。 来歴ハンプシャー出身[1][2]。1963年頃、ネロ・アンド・ザ・グラディエーターズというバンドのメンバーとしてプロの音楽家としてのキャリアを開始。ネロ・アンド・ザ・グラディエーターズの解散後、ジョーンズはフランスに活動の拠点を移し、シルヴィ・ヴァルタンやフランソワーズ・アルディ等と共演した[3]。 フランスから帰国後の1970年、元スプーキー・トゥースのゲイリー・ライトと共に、Wonderwheelを結成[1]。1972年には、ピーター・フランプトンと共演。スプーキー・トゥースが、1973年に活動を再開すると、ミックも同バンドに加入し、3枚のアルバムに参加。演奏のみならず、プロデュース面でも重要な役割を果たし、また、一部楽曲のソングライティングにも関与した。この頃、ジョージ・ハリスン『ダーク・ホース』(1974年)収録曲「ディン・ドン」のレコーディングにも、ゲイリー・ライトと共に参加[4]。 スプーキー・トゥース解散後、ミックはアメリカに渡り、1976年にルー・グラムやイアン・マクドナルド等と共にフォリナーを結成。同時期にレスリー・ウェスト(元マウンテン)のアルバム『The Leslie West Band』(1976年)にも参加[5]。1977年には、フォリナーとしてのファースト・アルバム『栄光の旅立ち』を発表し、全米4位になり、以後も多くのヒット曲を発表。1970年代末期以降、フォリナーはメンバー・チェンジが相次ぐが、ミックはフォリナーの看板を守り続ける。また、1980年代中期以降、他アーティストの作品に音楽プロデューサーとして関わる。 1989年、初のソロ・アルバム『ミック・ジョーンズ』発表。同作は、カーリー・サイモンやビリー・ジョエル、ジョー・リン・ターナー、イアン・ハンターなど、多彩なゲストを迎えて制作された。また、エリック・クラプトンのヒット曲「バッド・ラヴ」(1989年のアルバム『ジャーニーマン』収録)は、エリックとミックの共作。 ディスコグラフィソロ・アルバム
スプーキー・トゥース
フォリナー→「フォリナー § ディスコグラフィ」を参照
プロデュース作品
脚注
外部リンク
|