ミハイロ・ムドリク
ミハイロ・ムドリク(ウクライナ語: Михайло Петрович Мудрик, ラテン文字転写: Mykhailo Petrovych Mudryk, 2001年1月5日 - )は、ウクライナ・ハルキウ州クラスノフラド出身のプロサッカー選手。ウクライナ代表。プレミアリーグ・チェルシーFC所属。ポジションはフォワード。 クラブ経歴2010年にメタリスト・ハルキウの下部組織に入団[1]。2014年にFCドニプロに移籍し、さらに2年後にシャフタール・ドネツクの下部組織に入団した[2]。2018年11月1日、ウクライナ・カップのオリンピク・ドネツィク戦でトップチームデビューを果たした[2][3]。2018-19シーズンの後半戦は、アルセナル・キエフにレンタル移籍した[4]。2020-21シーズンはデスナ・チェルニーヒウにレンタル移籍し、リーグ戦10試合に出場した[2]。 2021年5月にロベルト・デ・ゼルビが監督に就任すると、本格的にチームの戦力となり、2021年9月18日のイリチヴェツ・マリウポリ戦で初ゴールを挙げた[2][5]。ロシアによるウクライナ侵攻で公式戦が中止になるまで、11試合で2得点7アシストを記録し、チャンピオンズリーグでもグループステージの全6試合に出場していた[6]。2021年のシャフタール・ドネツクの年間最優秀選手に選ばれたほか、2022年のウクライナの年間最優秀選手にも選ばれた[2]。 2023年1月15日、チェルシーに8年半契約で加入[7]。移籍金はウクライナサッカー史上最高額となる7500万ユーロ+出来高2500万ユーロ程とされており、シャフタールはその中から2500万ドルをウクライナ兵や遺族支援に寄付することを発表した[8]。背番号は15番。2023年1月21日、プレミアリーグのリヴァプール戦で移籍後初出場を果たした[2][9]。2月4日のフラム戦で移籍後初のスタメン出場を果たした[2][10]。 2023年8月8日、背番号を10番に変更したことが発表された[11]。10月3日に行われたフラム戦で移籍後初ゴールを決めた[12]。 代表経歴各世代別代表に選出されており、2022年5月11日に行われたボルシアMGとの親善試合では先制点を決めた[13]。6月1日、2022 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のプレーオフのスコットランド戦に途中出場し[14]、代表デビューした[2]。 2024年6月7日、UEFA EURO 2024のウクライナ代表に選ばれた。 2024年10月12日、UEFAネーションズリーグのジョージア戦で前半35分に挙げた先制点を皮切りにキーパス1本、デュエル勝利数8を記録するなど高プレイを連発したことにより、勝利に貢献し、同試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた[15]。 人物・エピソード敬虔なクリスチャンであり、首には「Only Jesus」と書かれたタトゥーが施されている[4]。幼少の頃に、社交ダンスのレッスンを受けることがサッカーをするための条件として母から提示され[4]、2年間社交ダンスを習っていた[1]。 個人成績クラブ
代表
ゴール
脚注
外部リンク
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