ミランダ・カー
ミランダ・カー[1](Miranda Kerr、1983年4月20日[2] - )は、オーストラリア出身の女性ファッションモデル、実業家[3]。 下着ブランド「ビクトリアズ・シークレット」の特別広告塔にあたる“エンジェル”の一員としての活動が最も著名[4]。オーストラリア人初の“エンジェル”となった2008年から同ブランドのショーの仕事を継続的にこなしてきたほか、テレビや雑誌など様々な分野で活躍してきた[5]。シャネル・イマン、ドウツェン・クロース、アドリアナ・リマ等と並び立つ、著名な“ビクトリアズシークレットモデル”とされている[6]。 来歴オーストラリアのシドニーに生まれ、ガネダで育つ。1997年に雑誌『ドーリー』のオーディションで優勝するも、13歳という若さからオーストラリア国内で議論が起こるに至り、学業を優先しながらモデル活動を開始。高校卒業後ニューヨークへ移り、2004年にモデル事務所のネクストと契約。 カーの経歴は、2004年にカメラマンのエリック・セバン・マイヤーとともに手がけたオーバー・ジーンズ・パリのキャンペーン広告から始まった。(下記写真)
2006年におけるメイベリン・ニューヨークからのキャンペーンモデル起用がきっかけとなって人気が急上昇[7]。さらにオーストラリア人モデルとして初めてヴィクトリアズ・シークレットに起用され、ヴィクトリアズ・シークレット・エンジェルとなる。2007年のフォーブス誌による「モデル所得番付」では10位にランクインした。 カニエ・ウェストやファレルのシングル「ナンバー・ワン」のミュージックビデオに出演。また、コメディドラマ『ハウ・アイ・メット・ユア・マザー』に出演。スキンケア・ブランド「KORA Organics」を立ち上げている。
広告塔2006年から継続してきたビクトリアズ・シークレットの広告塔活動のほかにも、アーデン・ビー(2007年)、クリニーク(香水、同年)、プラダ(2010年)など各種ブランドの広告塔を担ってきた[14]。 2012年には地元オーストラリアの航空会社カンタス航空の大使に就任[15]。さらに日本のファッションブランド「サマンサタバサ」から広告塔モデルに起用される[16]。松本恵奈のファッションブランド「エモダ(EMODA)」からのイメージモデル起用(2012年秋冬季)もあり、9月よりさっそく同ブランドのカタログに登場[17]。このカタログ上の自身の写真は全てが撮りおろしによるもので、日本のブランドとしては初の試みであった[18]。この年にはさらに、ミラ・ジョボビッチ、ナオミ・キャンベル、エヴァ・ハーツィゴヴァ、クラウディア・シファー、クリスティー・ターリントン、ならびにケイト・モスなどが歴代の“顔”を担ってきたスペイン発のファッションブランド「マンゴ」の新たなイメージキャラクターともなっている[19]。ケイト・モスとの入れ替わりによる就任であった[20]。 2013年には「スワロフスキー」の新たなミューズに就任、全世界統一広告に採用され、名実ともに世界最高のモデルの地位を得た[21]。2014年には「H&M」の広告に起用された[22]。一方で、「リーボック」の靴製品「Skyscape(スカイスケープ)」のグローバルアンバサダーに就任[23]。日本の「たかの友梨ビューティクリニック」からの起用もあり、同社のテレビCMに出演している[24]。外国人の起用は同社の史上初のことであった[25]。 私生活カリフォルニア州ロサンゼルス在住[14]。2010年7月に俳優のオーランド・ブルームと結婚[26]。翌2011年の1月に第一子(男児)を出産した[27]。2013年10月、離婚[28]。離婚後の2014年8月には
と発言し[29]、マッチングアプリを使用し始めた事を公言している 2017年5月にスナップチャットのCEOエヴァン・シュピーゲルと結婚。2018年5月に第二子(男児)、2019年10月に第三子(男児)を出産した[30]。2024年2月第4子(男児)を出産[31]。 私生活で味噌汁を愛飲していることから、2016年以降はマルコメとの間でCMキャラクター契約を締結している。第二子の懐妊中には、「プラス麹シリーズ 甘酒」(ノンアルコールの米麹から作られた同社製の甘酒)のテレビCMを撮影。出産後も日本国内で放送されている[32]。 ヨークシャーテリアを飼っていて自身のFacebookにはたびたび本人と一緒に写っている写真が投稿されたが、今はオーストラリアン・ラブラドールで投稿先はInstagramである。 出演
CM
書籍
関連項目出典
外部リンク
|