ミーシャ・テイト
ミーシャ・テイト(Miesha Tate、1986年8月18日 - )は、アメリカ合衆国の女性総合格闘家。ワシントン州タコマ出身。エクストリーム・クートゥア所属。元UFC世界女子バンタム級王者。UFC世界女子バンタム級ランキング11位。元Strikeforce世界女子バンタム級王者。 来歴ワシントン州タコマに生まれる。高校時代は男子レスリングチームで男子に混ざってトレーニングに励み、4年時にワシントン州女子王者になっている。セントラル・ワシントン大学に進学後、学校のMMAクラブでアマチュアMMAを始め、5勝1敗のアマチュア成績を上げて2007年にプロへ転向した。 2007年11月24日、プロデビュー。 Strikeforce2008年6月27日、Strikeforceデビュー。 2009年5月15日、Strikeforce Challengers 1でサラ・カフマンと対戦し、判定負け。 2010年3月26日、Strikeforce Challengers 7でゾイラ・フラウストと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。 2010年8月13日、Strikeforce女子バンタム級トーナメント決勝で赤野仁美に3-0の判定勝ちを収め優勝を果たした。 2011年7月30日、Strikeforce女子バンタム級王者のマルース・クーネンに挑戦し、4R肩固めで一本勝ちを収め、王座獲得に成功した。 2012年3月3日、Strikeforce: Tate vs. RouseyでStrikeforce女子バンタム級王者としてロンダ・ラウジーの挑戦を受けるが、1R腕ひしぎ十字固めで肘を脱臼して敗れ、王座から陥落した。 UFC2013年4月13日、UFCデビュー戦となったThe Ultimate Fighter 17 Finaleで女子バンタム級ランキング4位のキャット・ジンガノと対戦し、試合開始からペースを握るも、3Rにパンチと膝蹴りの連打を浴びてレフェリーストップで逆転負けを喫し、The Ultimate Fighterのコーチ役とUFC女子世界バンタム級王者ロンダ・ラウジーへの挑戦権を逃した。しかし敗戦となったものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞し、UFCでファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した初めての女子選手となった。 2013年5月28日、ジンガノが練習中に膝に大怪我を負い手術を受けて長期欠場となったため、テイトが代わりにThe Ultimate Fighterのコーチ役とUFC世界女子バンタム級王者ロンダ・ラウジーへの挑戦権を獲得した。 2013年9月、The Ultimate Fighterのシーズン18でロンダ・ラウジーとそれぞれのチームのコーチを務めた。 2013年12月28日、UFC 168でUFC世界女子バンタム級王者ロンダ・ラウジーに挑戦し、3R腕ひしぎ十字固めで敗れて王座獲得に失敗した。試合には敗れたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2014年4月19日、UFC on FOX 11で女子バンタム級ランキング7位のリズ・カムーシュと対戦し、判定勝ち。 2014年9月20日、日本で開催されたUFC Fight Night: Hunt vs. Nelsonで中井りんと対戦し、3-0の判定勝ち。 2015年1月31日、UFC 183で女子バンタム級ランキング3位のサラ・マクマンと対戦し、2-0の判定勝ち。 2015年7月25日、UFC on FOX 16のUFC世界女子バンタム級挑戦者決定戦で女子バンタム級5位のジェシカ・アイと対戦し、3-0の判定勝ち。 UFC世界王座獲得2016年3月5日、UFC 196のUFC世界女子バンタム級タイトルマッチで王者のホリー・ホルムに挑戦。5Rにリアネイキドチョークで一本勝ち。王座獲得に成功し、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2016年7月9日、UFC 200のUFC世界女子バンタム級タイトルマッチで女子バンタム級4位の挑戦者アマンダ・ヌネスと対戦し、リアネイキドチョークで1R一本負けを喫し王座陥落した。 2016年11月12日、UFC 205で女子バンタム級8位のラケル・ペニントンと対戦し、0-3の判定負け。試合後に引退を表明した。 2016年12月11日、サブミッション・アンダーグラウンド 2でジェシカ・アイとグラップリングルールで対戦し勝利を収めた。 2018年11月7日、ONE Championshipと副社長として契約。またテイトはこの間に結婚して2人の子供を儲けた。2021年に総合格闘技に復帰するためONE Championshipを辞職した。 2021年3月、UFCでは引退した選手が現役復帰をする場合、試合に出場する前に事前に6か月間ドーピング検査対象リストに入る必要があるが、UFCはテイトについてそういった可能性は低いとして約4か月間に短縮することを認めた[1]。 2021年7月17日、4年8カ月ぶりの復帰戦となったUFC on ESPN: Makhachev vs. Moisésで女子バンタム級ランキング12位のマリオン・レノーと対戦し、パウンドで3RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2021年11月20日、UFC Fight Night: Vieira vs. Tateで女子バンタム級ランキング7位のケトレン・ヴィエラと対戦し、0-3の5R判定負け。 2022年7月16日、フライ級転向初戦となったUFC on ABC: Ortega vs. Rodríguezで女子フライ級ランキング3位のローレン・マーフィーと対戦し、0-3の判定負け[2]。 2023年12月2日、UFC on ESPN: Dariush vs. Tsarukyanで女子バンタム級ランキング13位のジュリア・アビラと対戦し[3]、リアネイキドチョークで3R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[4]。 人物・エピソード
戦績
獲得タイトル
表彰
関連項目脚注
外部リンク
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