メトロ・ステーション
メトロ・ステーション(Metro Station)とは、アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルスにて結成されたポップ・パンクバンドである。 2008年発表の楽曲「Shake It」の大ヒットで一躍人気バンドへ。また、マイリー・サイラスの兄であるトレイス・サイラスが在籍するバンドとしても有名である。2010年3月をもって、各メンバーがソロプロジェクトに専念するため解散したが、現在はメイソン・ムッソのソロプロジェクトとして、メトロステーション名義での活動を再開している。 メンバー最終ラインナップメイソン・ムッソ / Mason Musso - (ヴォーカル・ギター・キーボード・シンセサイザー) トレイス・サイラス / Trace Cyrus - (ヴォーカル・ギター・ベース・シンセサイザー)
スペンサー・ステファン / Spencer Steffan - (ドラム・コーラス)
旧メンバーアンソニー・インプローゴ / Anthony Improgo - (ドラム) ブレイク・ヒーリー / Blake Healy - (キーボード・シンセサイザー・ベース)
ケニー・ボジチ / Kenny Bozich - (キーボード・シンセサイザー・ギター・ベース・ドラム)
オースティン・サンズ / Austin Sands - (キーボード・ギター)
キャリー・ホワイト / Cary White - (ドラム)
旧ツアーメンバーJimmy Gregerson - (ギター・キーボード・シンセサイザー)
Jeff Simpson - (キーボード・シンセサイザー)
略歴2006年、たまたまハンナ・モンタナの出演者を兄弟に持つマンソン・ムッソとトレイス・サイラスが、同ドラマの撮影現場にて出会い意気投合。そして残り二人のメンバーを加えバンドが結成される。それからまもなく、自主制作したデモ曲「Seventeen Forever (デモver.)」をMySpaceにアップロードしたところ、同サイトの「未契約アーティスト・チャート」にて1位を獲得。この人気ぶりに目を付けたメジャーレーベルのコロムビア・レコードから誘いが掛かり、契約を結ぶことに成功する。 2007年9月18日、デビューアルバム「Metro Station」をリリース。そして、このアルバムからの3rdシングル「Shake It」がデジタル・ダウンロードで200万ダウンロードを超えるヒットを記録し、一気に人気に火が付く。その結果、アルバムも全米で40万枚以上を売り上げ[2]、また、カナダではゴールド・ディスクを獲得するヒット作となった。 2009年5月27日にはアルバムの日本盤が発売され、同年6月には、Hey Monday、Koopa等と共に来日公演を行った[3]。また、同年末にアンソニーとブレイクの二人がバンドから脱退した[4][5]。 また、2010年公開のハリウッド映画「アリス・イン・ワンダーランド」のサウンドトラック「オールモスト・アリス」に"Where's My Angel"という楽曲を提供している。その後、3月に解散。 2011年5月31日、新曲「Ain't So High」をリリース。現在はアンソニーとブレイクら二人の力を借りて、ニューアルバムの製作を行っている。 2011年9月、新曲「Closer and Closer」を発表。 2013年5月、EP「Middle of the Night」をリリース。 2014年8月13日、トレイスが4年ぶりにバンドに復帰。復帰から間もなくして、シングル「Love & War」を発表、10月28日にシングル「She Likes Girls」を発表した。10月14日にはEP「Gold」をリリースした。 2015年6月30日、前作からおよそ8年ぶりとなる2ndアルバム「Savior」をリリース。フォーリング・イン・リヴァースのヴォーカリストであるロニー・ラドクをフィーチャーしたシングル「Getting Over You」を含めた全18曲入りのアルバムとなっている。また、同年のワープド・ツアーに参加し、全日程に出演した。 2017年に再び解散を発表。 2019年に二度目の再結成を果たし、翌2020年に新曲「I Hate Society」を発表した。 音楽性キーボード・シンセサイザーを多用した、80年代を彷彿とさせるエレクトロニカ色の強いダンサブルな楽曲が彼らの持ち味である。 ディスコグラフィーアルバム
EP
シングル
外部リンク
出典脚注
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