メリンダ・クラーク
メリンダ・クラーク(Melinda Patrice Clarke、1969年4月24日生まれ[1])は、アメリカ合衆国の女優。ミンディ・クラークと表記されることもある。 ソープオペラ『デイズ・オブ・アワ・ライブス』のフェイス・テイラー役、テレビドラマ『The O.C.』のジュリー・クーパー役、『CSI:科学捜査班』のレディ・ヘザー役、『NIKITA / ニキータ』のアマンダ役などで知られる。 来歴カリフォルニア州デイナポイントで、バレエダンサーのパトリシア・ルイスと、俳優のジョン・クラーク[2]との間に生まれた[3]。 18歳の時、ロサンゼルスに引っ越し、その3日後、父が1965年から出演していた『デイズ・オブ・アワ・ライブス』のキャストとして採用されることが決まった[4]。 女優歴1989年から1990年にかけ、ソープオペラ『デイズ・オブ・アワ・ライブス』にフェイス・テイラー役で出演[4]。テレビドラマ『S.O.F.』(1997年 - 1999年)に両シーズンとも準レギュラー出演。 『The O.C.』(FOX系列、2003年 - 2007年)にはジュリー・クーパー役で出演。当初はゲスト出演扱いであったが、レギュラーに昇格した。 『ジーナ』(1995年 - 2001年)の主演オファーを断った5人の女優の1人だと言われる[4]が、同作にはアマゾーンの族長ヴァレスカ役で2度ゲスト出演した。 その他、『ファイヤーフライ 宇宙大戦争』に売春宿の女将ナンディ役、『チャームド』にサイレン役、『REAPER デビルバスター』(The CW系列)に悪魔の恋人役、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』(The CW系列)にケリー・ドノヴァン(マットの母)役[5]で、それぞれゲスト出演。『CSI:科学捜査班』には、ドミナトリックスのレディ・ヘザー役で6度出演している。 『アントラージュ★オレたちのハリウッド』(HBO局)では、マルコム・マクダウェル演じるテランスというキャラクターと結婚しているという設定の架空の自分を演じた。 『GALACTICA/ギャラクティカ』(SCI-FI局)の”ナンバー6”役のオーディションを受けたこともあるが、同役は最終的にトリシア・エルファーが射止めた[6]。 『The O.C.』で共演したケリー・ローワン製作によるテレビ映画『She Drives Me Crazy』に出演した他、やはり『The O.C.』の原案者でショーランナーだったジョシュ・シュワルツ製作による『CHUCK/チャック』にもゲスト出演。 シットコム作品では、『となりのサインフェルド』の「The Muffin Tops」というエピソードにジェリーの恋人役でゲスト出演したことがある(毛のない物なら何でも好きという役柄)。 2010年以降は、スパイアクションドラマ『NIKITA / ニキータ』(The CW系列)に、アマンダ役でレギュラー出演している。なお、同番組のシーズン3における初登場は第4話である(2012年11月9日放送)[7]。 声優としての仕事もしており、例えば『アニマトリックス: マトリキュレーテッド』のアレクサ役、『キング・オブ・ザ・ヒル』のCharlene役、『Mission Impossible: Operation Surma』(『ミッション:インポッシブルシリーズ』のテレビゲーム版)のSofia Ivanescu役、『アバター 伝説の少年アン』のMadame Macmu-Ling役がある。 ソプラノ歌手としてのプロ訓練も受けており、数本のミュージカルにも出演経験がある[4]。 また、米国若手脚本家基金(en:Young Storytellers Foundation)には、女優としてボランティア参加している。 2021年4月より、『The O.C.』を振り返るポッドキャスト「Welcome To The OC, Bitches!」をレイチェル・ビルソンと共にはじめた[8]。 私生活ジョシュア(兄または弟[9])とハイジ(姉または妹[9])がいるが、ハイジの方は1994年に悪性の心臓腫瘍で亡くなった[4]。 1997年6月28日、アーニー・ミリックとデイナポイントで挙式。2000年1月4日、娘のキャセリン・グレース・ミリックが誕生。その後、アーニーと別居。メリンダは現在、ロサンゼルスに娘とともに暮らしている。 出演作品※太字は邦題、斜字は原題。
脚注
外部リンク
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