ヤルミラ・ガイドソバ
ヤルミラ・ガイドソバ(Jarmila Gajdošová, 1987年4月26日 - )は、オーストラリアの女子プロテニス選手。スロバキア・ブラチスラヴァ出身。2013年全豪オープン混合ダブルスでマシュー・エブデンと組み優勝した。WTAツアーでシングルス2勝、ダブルス1勝を挙げた。自己最高ランキングはシングルス25位、ダブルス31位。身長174cm、体重67kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。結婚により改姓し2009年から2011年まではヤルミラ・グロート(Jarmila Groth)、2016年からはヤルミラ・ウルフ(Jarmila Wolfe)と名乗っている。 来歴7歳でテニスを始め、2005年にプロに転向。 4大大会は2006年全豪オープンで初出場した。2006年全米オープンではディナラ・サフィナとの3回戦まで進出した。 2009年にオーストラリアのテニス選手サム・グロートと結婚した。国籍もオーストラリアに変更し、ヤルミラ・グロートと名乗るようになる。 2010年全仏オープンと2010年ウィンブルドン選手権でシングルス自己最高の4回戦に進出した。9月の広州大会の決勝でアーラ・クドゥリャフツェワを 6–1, 6–4 で破りWTAツアー初優勝を果たした。 2011年に離婚し、旧姓のガイドソバに戻した。2011年5月16日付のランキングで自己最高のシングルス25位を記録している。 2012年のロンドン五輪でオリンピックに初出場した。アナスタシア・ロディオノワと組んでダブルスに出場し、1回戦でロシアのエカテリーナ・マカロワ&エレーナ・ベスニナ組に 1-6, 4-6 で敗れた。 2013年全豪オープンではマシュー・エブデンと組んだ混合ダブルスで決勝に進出した。決勝で&ルーシー・ハラデツカ&フランティシェク・チェルマク組を 6–3, 7–5 で破り優勝した。 2015年10月に再婚し、ヤルミラ・ウルフに登録名を変更した。2016年8月にアメリカ・ランディズビルで開催されたITF女子サーキット大会が最後の出場となり、2017年1月に現役引退を発表した[1]。 2017年11月、第1子の女児を出産している[2]。 WTAツアー決勝進出結果シングルス: 2回 (2勝0敗)
ダブルス: 6回 (1勝5敗)
4大大会シングルス成績
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
脚注
外部リンク
|