レネ・ピント (野球)
レネ・ラファエル・ピント・エスコバー(René Rafael Pinto Escobar, 1996年11月2日 - )は、 ベネズエラのアラグア州マラカイ出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。MLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックス所属。 経歴2013年10月にアマチュア・フリーエージェントでタンパベイ・レイズと契約してプロ入り。 2014年に傘下のルーキー級ベネズエラン・サマーリーグ・レイズでプロデビューし、40試合に出場して打率.264、1本塁打、11打点、4盗塁を記録した。 2015年もルーキー級ベネズエラン・サマーリーグ・レイズでプレーし、51試合に出場して打率.323、6本塁打、38打点、5盗塁を記録した。 2016年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レイズとアパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズでプレーし、2球団合計で40試合に出場して打率.262、8本塁打、28打点を記録した。 2017年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レイズとA級ボーリンググリーン・ホットロッズでプレーし、2球団合計で 74試合に出場して打率.290、3本塁打、39打点、4盗塁を記録した。 2018年はA+級シャーロット・ストーンクラブズでプレーし、72試合に出場して打率.301、1本塁打、38打点、1盗塁を記録した。 2019年はAA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーし、77試合に出場して打率.235、5本塁打、30打点、1盗塁を記録した。 2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されず、公式戦の出場は無かった。 2021年はAA級モンゴメリーとAAA級ダーラム・ブルズでプレーし、2球団合計で93試合に出場して打率.274、20本塁打、60打点、4盗塁を記録した。オフの11月7日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。 この年のオフにはドミニカに派遣され、同国のウィンターリーグであるリーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナ(LIDOM)に初参加。レオネス・デル・エスコヒードに所属した[2]。 2022年はAAA級ダーラムで開幕を迎えた。4月22日にメジャー初昇格すると[3]、メジャーデビューとなった26日のシアトル・マリナーズ戦では途中から捕手として出場し、7回裏にマット・クックからメジャー初安打となる本塁打を放った[4]。この年メジャーでは25試合に出場して打率.213、2本塁打、10打点を記録した。 同年のオフには2年連続でドミニカに派遣され、LIDOMに参加。この年もエスコヒードに所属した[2]。 2023年は開幕からマイナーで過ごすも、メジャー昇格した7月19日以降はクリスチャン・ベタンコートと併用されるパターンでメジャーに帯同した。最終的には38試合に出場して打率.252、6本塁打、16打点、OPS.723を記録した。 この年のオフに今度はベネズエラに派遣され、同国のウィンターリーグであるリーガ・ベネソラーナ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル(LVBP)に参加。メジャーデビュー前の2016年以来となるナベガンテス・デル・マガジャネスに所属した[2]。 2024年は最終的に19試合の出場に終わり、打率.214、2本塁打、6打点、OPS.721と、前年より成績を落とした。 なお、この年のオフには2年連続、メジャーデビュー前も含めると通算4度目となるベネズエラのウィンターリーグに参加。当初は2年連続でマガジャネスに所属していたが、11月1日にトレードでレオネス・デル・カラカスに移籍した[2]。 レイズ退団後2024年11月4日にウェイバー公示を経てタデウス・ウォードとともにボルチモア・オリオールズに移籍した[5]が、翌2025年1月3日にチャーリー・モートンを獲得したことに伴って、DFAとなった[6]。 ダイヤモンドバックス時代2025年1月10日にウェイバー公示を経てアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[7]。 詳細情報年度別打撃成績
MLBポストシーズン打撃成績
年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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