一橋出版
一橋出版株式会社(ひとつばししゅっぱん、hitotsubashi-shuppan co. Ltd.)は、かつて東京都杉並区南荻窪に所在していた日本の出版社。 概要1956年設立。主に商業高校向けの教科書や資格・検定対策の書籍、法律書といった実用書の出版で知られ、2003年8月期には約23億円の売上高を計上した。しかし商業科を廃止する高校が増えたり、少子化の拡大などによって、2008年8月期には売上高が約11億7000万円に落ち込んだ。東京都内の社有不動産の売却、名古屋営業所や福岡、広島出張所、大阪支店の廃止で経営効率化を試みるが業績は回復せず、資金繰りや金融情勢が悪化したため、2009年5月1日には東京地裁に自己破産を申請した。負債額は約11億4900万円。 同社が発行していた商業科の教科書や副読本は、東京法令出版(一部は実教出版)が引き継いで出版している。 なお、一橋出版の検定教科書には、商業科むけの検定教科書のほか、1990年代には普通科の高等学校でも単位として認められる公民科目『日本国憲法』の検定教科書などもあった。(2000年代における『憲法の解説』『現代憲法入門』などのシリーズのひとつで、日本国憲法の検定教科書があった。)同社が発行する検定教科書は、一部はネットスクール出版が引き継いで出版している。 出版物外部リンク
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