三日月とネコ
『三日月とネコ』(みかづきとネコ)は、ウオズミアミによる漫画作品。単行本は全4巻。 作品2018年4月30日よりウェブコミック投稿サイト「マンガハック」に掲載[4]。「続きを読みたい」との読者からの反響を受け[5]、『Cocohana』(集英社)にて2020年6月号から2022年1月号まで連載された[3][2]。 発刊から短期間の売上で続刊発行か打ち切りかが決まってしまう出版事情から、クラウドファンディングで広告販促費用を募る取り組み[6]も話題となる[7]。2018年には、マガジンハウス社『an・an』の「第1回anan猫マンガ大賞」を受賞した[8]。 作者のウオズミは熊本県出身・在住[7]で、本作は熊本市を舞台としている[9]。 あらすじ熊本地震で被災し、愛猫「まゆげ」を連れて避難した灯は、避難先で知り合った同じマンションの鹿乃子、仁とネコを通じて親しくなる。「まゆげ」を亡くした灯と、もめ事を抱えた仁はそれぞれマンションを出ようと考えるが、鹿乃子の提案で、猫を愛する以外は年齢も性的指向も異なる3人と猫1匹の共同生活を始める[10]。 第1話では、勤め先の書店で女子高生の客から「オバサン」と呼ばれ、「何かが欠けたまま、大人になり切れなくて…」と愚痴る灯に、仁は同意するが、鹿乃子は「人生なんて最後まで満ちる途中だから、気にしない方がいいよ」と明るくなぐさめる[11]。 登場人物等
書誌情報徳間書店
集英社
映画
2023年8月28日発売の『Cocohana』同年10月号の誌上で、実写映画化が発表された[18]。2024年5月24日より劇場公開[19][20]。監督・脚本は上村奈帆、主演は安達祐実と倉科カナと渡邊圭祐[19]。 キャスト
スタッフ
脚注
外部リンク
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