世界スカウト機構
世界スカウト機構(せかいスカウトきこう、英: World Organization of the Scout Movement、略称: WOSM)は、スカウト運動を統括する世界最大の青少年団体。 「世界スカウト会議」(総会)、「世界スカウト委員会」(理事会)、「世界スカウト事務局」の3つの主要機関からなる。 概要2023年現在、世界スカウト機構には、174ヵ国が加盟しており[3]、4300万人以上の少年少女が加盟員として存在する[4]。 世界スカウト会議世界スカウト会議 (World Scout Conference)は、世界スカウト機構の運営主体であり、3年に1度世界各国で開催される(1990年までは2年に1度開催されていた)。現在は世界スカウトユースフォーラム (World Scout Youth Forum)も同年に同国で開催されることとなっている。すべての加盟連盟の代表者によって構成され、各連盟から6人の代表が出席する。
世界スカウト委員会世界スカウト委員会(World Scout committee)は、世界スカウト会議で採択された決議を執行する機関である。世界スカウト会議が開催されない年に2回ずつジュネーブで委員会が開かれる。委員会は世界スカウト機構事務総長、財務担当者および世界会議で選挙された12カ国の代表者の14名で構成される。彼らは自国の代表としてではなくスカウティング全体の利益に奉仕する。 世界スカウト事務局世界スカウト事務局(World Scout Bureau)は、世界スカウト機構の実務機関である。1920年に英国ロンドンに設置され、その後1959年にカナダのオタワに移転。1968年からはスイスのジュネーヴに置かれている[7]。2013年8月、事務総長はマレーシアのクアラルンプールへの移転計画を発表した[8]。 地域事務局世界を6つの地域に分け、それぞれに地域事務局を置いている。
世界スカウト財団
脚注出典
関連項目外部リンク |