中里 周子(なかざと のりこ、1988年3月5日 - )は、日本のファッションデザイナー。
来歴
東京都生まれ。東京大学教育学部附属中等教育学校卒業後、2011年、立教大学文学部・文学科・文芸思想専修卒業[1]。文学部100周年記念賞受賞[2]。卒業後の2011年にリトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」運営のファッションデザイン教室“ここのがっこう”で、山縣良和、坂部三樹郎にファッションデザインを学ぶ[1]。
2012年より東京芸術大学・大学院修士課程、2014年からは同・博士課程に在籍している[3][1][4][2][5]。
ファッションデザイン、インスタレーション、ジュエリー制作や写真家とコラボレーションなどNORIKONAKAZATOとして活動している[6][7]。
2014年にイタリア・トリエステで開かれたヨーロッパ最大の若手デザイナーのコンテストInternational Talent Support (ITS)で、アートワーク部門ではファイナリスト[8]、ジュエリー部門では日本人初のグランプリ[9]となるスワロフスキー賞を受賞[10][7]。メルセデスベンツ・ファッションウィーク東京2015で「東京ニューエイジ」[11][12]としてランウエイデビュー。パルコ主催の「シブカル祭り」では渋谷パルコ壁面に巨大ポスターを写真家らと制作している[5]。
2015年には表参道ヒルズ・パスザバトンにて個展開催し[13]、“KISS THE HEART” 三越伊勢丹グループチャリティーで三越本店ショーウインドウに作品展示[14]。アートブックの出版、アイドルグループのアートディレクションなど活動は多方面にわたり、新進気鋭のファッションデザイナーとして注目されている[15][16][6][7][14][8]。東京藝術大学で初めてファッションデザインを課題とし、海外での活躍が評価され東京藝術大学・平山郁夫文化芸術賞を受賞[16]。「SHIBUKARU MATSURI goes to BANGKOK」ではバンコクでファッションショーを行っている[4][17]。
賞歴
- 2013年 - 3331アートフェアー美術手帖賞[18]
- 2014年 - ITS(イタリア)スワロフスキー賞(ジュエリー部門)
- 2015年 - 東京藝術大学・平山郁夫文化芸術賞
脚注
外部リンク