丸の内TOEI
丸の内TOEI(まるのうちとうえい)は、東京都中央区で東映が所有する映画館。 概要東映の現本社(東映会館)が竣工した1960年9月20日[1]に丸の内東映、丸の内東映パラス(洋画封切館、1989年に丸の内シャンゼリゼへと改称)として開館。2004年10月に現在の館名に改称。2スクリーンを備える。 東映会館が開館してから60年以上経ち、老朽化していることから2025年夏頃を目処に再開発を開始、これに伴い本劇場も閉館する予定。以降の映画興行については系列のティ・ジョイ(新宿バルト9、T・ジョイ横浜など)[2]が担うことになり、東映直営館は消滅することになる。東映の本社機能も中央区京橋2丁目の京橋エドグランへ一時移転、2029年頃にホテル・店舗を中心とした商業施設が完成予定となっている[3]。 各館の特徴丸の内TOEI①定員511人。東映本体の大作作品が主に上映されている。東映系チェーンのチェーンマスター。 丸の内TOEI②定員360人。東映系のチェーンマスターの一つであり、東映ビデオ、ティ・ジョイといった東映グループにおける中小配給部門の作品や、ムーブオーバーの作品も上映している。元々は丸の内東映パラスとして欧米のドキュメンタリーを含めたエロ・グロ作品を中心とする展開であったが、1972年に東映洋画が設立されると洋画系のチェーンマスターになった。その後1989年3月11日に「丸の内シャンゼリゼ」へと名称を変更し上映作品の路線を変更、以降はミニシアター的な洋画が中心で末期には邦画作品も上映していた時期があった。また渋谷東急チェーンの映画作品も上映していた。 システム2009年2月7日より、全席指定・定員入替制を導入した。このため、1階のチケット売場で購入できる前売券・株主券などのチケットは、当日券(日時指定券)に引き換えてから入場するシステムとなった。 また、2019年よりインターネットでチケットが購入できるシステムが導入された。 隣接するマロニエゲート銀座2地下フロアにオーケー銀座店が2023年11月に開店してからは、同店で購入した飲食物の持ち込みが可能となっている[4]。 脚注
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