初体験/リッジモント・ハイ
『初体験/リッジモント・ハイ』(はつたいけん/リッジモント・ハイ、原題:Fast Times At Ridgemont High)は、1982年公開のアメリカ映画である。アメリカの高校生達の恋と青春を描いた青春映画。 1979年秋に学生になりすまして母校リッジモント高校にもぐり込んで若者たちの生態を観察した当時20代のキャメロン・クロウの同名原作をクロウ自身が脚色し、やはり当時20代の女性監督エイミー・ヘッカーリングが初監督した作品。後に有名になる俳優達が多く出演しており、当時人気絶頂のアイドル女優だったフィービー・ケイツが水着を外してトップレスになるシーンが話題となった[2]。全米興行収入週末成績最高位第3位(1982年9月3日 - 6日、10日 - 12日付)。 2005年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録された。 ストーリーリッジモント高校の同窓生、ステーシー(ジェニファー・ジェイソン・リー)とリンダ(フィービー・ケイツ)。17歳ですでにSEX経験済みのリンダ、それに対して15歳のステーシーはまだ未経験の処女。そんなステーシーの最大の関心事といったらSEX、早く処女を捨てること。リッジモント高校には他にも、サーフィンとドラッグに明け暮れる能天気なジェフ(ショーン・ペン)、ダフ屋稼業で稼ぎまくるマイク(ロバート・ロマナス)、ステーシーに好意を持つ童貞男のマーク(ブライアン・バッカー)、ステーシーの兄でバイト三昧のブラッド(ジャッジ・ラインホルド)らが通っていた。ある夜、ステーシーは男子とデートして、ついに初経験、処女を捨てることに成功する。すると、ステーシーはまるで人が変わったかの様に、そこらの沢山の男とデート、彼女のSEXに対する好奇心はどんどんエスカレートしていく。そんな彼女をマークは心配する。一方、いい加減で授業にも遅刻し放題のジェフは、厳格な歴史教師のハンド先生に目をつけられ、ことあるごとに厳しく当たられる。ジェフもそれに対抗し、授業中の教室にピザを配達してもらったりするが、ハンド先生も逆にそのピザをジェフからみんなへのおごりだと自らも頬張ったうえで生徒たちにふるまう。そんな中、ステーシーは誤って妊娠してしまう。友人リンダは怒ってその相手であろうマイクに嫌がらせをする。そしてステーシーは、自分が求めていたのは「SEX」じゃない「愛」じゃないのか、と改心する。そこにマークが現れ、2人はどうなっていくのか。一方、ついには落第寸前のジェフの家に押し掛けたハンド先生は、彼の部屋で無理やり特別補習を行い、彼の卒業を祝福する。そして卒業パーティーが始まる……。 キャスト
スタッフ
評価レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは55件のレビューで支持率は78%、平均点は6.70/10となった[4]。Metacriticでは21件のレビューを基に加重平均値が61/100となった[5]。 脚注
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