古川典裕
古川 典裕(ふるかわ のりひろ、1970年2月8日 - )は作曲家、編曲家、シンガーソングライター。福島県出身。福島県立福島工業高等学校卒業。「なかやまらいでん」名義で知られる。 略歴幼少時に発声の習得が遅れたことから、両親に童謡を聴かせられて育つ[1][2]。家にあったオルガンで音楽に親しみ、作曲活動は小学生の頃より行ってきた。 高校卒業後の1988年、タイトーに入社。サウンド課に配属され、ZUNTATA所属となる。最初に担当したのはPCエンジン版『ニンジャウォーリアーズ』で、「WIZARDRY MASTER」の名義を使用。その後、「Wiz-Master」名義で『スペースガン』などの楽曲を手がける。また、ZUNTATAのアルバム『TAITO DJ STATION -G.S.M. TAITO 5-』初回盤封入のドラマCDでは、「中山二等兵」役などで熱演を見せ、その影響もあってか『グリッドシーカー』以降は「中山上等兵」名義となる[3]。 演奏家としても、ZUNTATAのライブ活動には1990年のステージデビュー時から参加。『ニンジャウォーリアーズ』の楽曲「DADDY MULK」では、三味線ソロパートをショルダーキーボードで弾くのが定番であった。また、前述のドラマCD以降もナレーションなどを務めることがあり、『電車でGO!』のタイトルコールも担当した。 2000年末、アルバム『ZUNTATA RARE SELECTION Impromptu』発表を最後に、タイトーを退社[4]。以降はフリーランスとなり、「なかやまらいでん」名義で活動[5]。ゲーム音楽の作曲のみならず、シンガーソングライターとしての活動も行っている。2011年より、専門学校HAL東京ミュージック学科の非常勤講師に就任。 人物ゲーム好きであり、好きなゲームは『妖怪道中記』『ダライアス』『電脳戦機バーチャロン』など。 現名義の「らいでん」は、『電脳戦機バーチャロン』で使用していたバーチャロイド・RAIDENと、江戸時代の力士・雷電爲右エ門にちなんだもの。なお「中山雷電」という表記もある。 イラストも嗜んでおり、旧ウェブサイトにて公開していたほか、アルバム『パズルボブルばらえてぃ〜』のライナーノーツにも掲載されている。 松任谷由実の大ファン。松任谷や、中島みゆきらの歌を弾き語りする「歌ってみた」動画を、ニコニコ動画にアップしている。 元ZUNTATAの小塩広和(COSIO)とは、顔が似ていることからタイトー社内で兄弟と呼ばれていた[6]。 『ドルアーガオンライン THE STORY OF AON』のヘビープレイヤーであった。同作品には業務として関与していないが、サウンドトラックのライナーノーツにはプレイヤー代表としてコメントを寄稿している。 作品
ゲームタイトー在籍時
ほか多数 フリーランス以後
ほか多数 CD・配信個人名義のもののみ記載。 サウンドトラック
オリジナル作品
脚注出典
外部リンク
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