名古屋市公会堂
名古屋市公会堂(なごやしこうかいどう)は、愛知県名古屋市昭和区鶴舞一丁目1番3号にある施設[WEB 2]。鶴舞公園内に位置している。ネーミングライツにより2024年4月より愛称が「岡谷鋼機名古屋公会堂」(おかやこうき なごやこうかいどう)となった。 概要名古屋市公会堂条例に則って設置されている。管理運営は従来は名古屋市文化振興事業団が行っていたが、2010年(平成22年)4月1日付で愛知県舞台運営事業協同組合が指定管理者となった。2014年(平成26年)4月からはKNS(共立・名古屋共立・サンエイ)共同事業体が指定管理者となっている[WEB 1]。 建物は歴史的建築物でもある[1]。音楽関連のほか、舞踊、演劇、映画、講演会、式典等に利用されている[1]。このほかボクシング等の試合会場としても利用されている。年末年始を中心とした時期に、LED照明を利用したライトアップが行われている。 歴史昭和天皇御成婚を記念して名古屋市の事業として建設された[1]。1927年(昭和2年)4月に起工。1930年(昭和5年)9月に完成し、同年10月に開館した。第二次世界大戦中は、高射第二師団司令部として利用され、公会堂としての機能は停止された[2]。戦後はGHQに接収され、1956年(昭和31年)まで連合軍兵士専用劇場として使用された。 1989年(平成元年)11月には名古屋市都市景観重要建築物に指定された[WEB 3]。 2020年(令和2年)8月17日には建物が国の登録有形文化財に登録された[3][4]。 年表
フロア構成2017年(平成29年)4月1日から2019年(平成31年)3月31日まで、改修工事のため休館の予定であった[WEB 4]が、同年3月22日に大規模改修が終了し、営業を再開。1階ロビー床に開館当時のモザイクタイルを再現。舞台奥行き1.8メートル拡張、デジタルサラウンドシステム導入。地下1階食堂跡に喫茶店営業[新聞 1]。
アクセス名古屋市営地下鉄鶴舞線 鶴舞駅4番出口、またはJR中央本線 鶴舞駅からいずれも徒歩で約2分で到達できる[WEB 2]。または名古屋市営バス「鶴舞公園」停留所より徒歩で約3分[WEB 2]。 自家用車は公会堂を取り囲んで整備された駐車場を利用できるが、収容台数が178台と限られ、普通車で30分ごと200円と高額になることから、公式サイトでは公共交通機関での利用を呼びかけている[WEB 2]。 脚注WEB新聞
周辺施設
脚注
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