名濃バイパス
名濃バイパス(めいのうバイパス)は、愛知県名古屋市から豊山町、小牧市、大口町、扶桑町、犬山市、岐阜県可児市を経て美濃加茂市まで結ぶ国道41号バイパスである。 起点の名古屋市から小牧市の小牧IC交点まで高架で名古屋高速道路1号楠線・11号小牧線が併走しており、全区間が名濃道路に指定されている。 概要
接続するバイパス
道路施設地理通過する自治体交差する道路沿線
工事6車線化事業名古屋近郊でありながら、犬山方面は高速道路が直結していないため、4車線の名濃バイパスでは通過交通が1日5万台に上り、朝夕を中心に慢性的な渋滞が課題となっていた[1]。その対策として、小牧市から犬山市(延長7.0km)で全6車線に拡幅する事業が行われた。2018年、最初の区間である村中 - 横内区間(小牧市)が完成。2024年(令和6年)2月20日、高雄道塚 - 五郎丸区間(扶桑町 - 犬山市、延長0.9km)が完成し、事業が完了した[2]。これにより、犬山 - 小牧間の所要時間は29分から16分に短縮される[3]。国土交通省は、今回の開通によって沿線の工業団地の名神高速道路・名古屋高速道路方面へのアクセスが向上するほか、名古屋方面や名神高速などからの観光施設へのアクセス時間が短縮し、周遊観光の活性化に期待するとしている。 脚注
関連項目 |